冬になると、手や足を溫めるグッズが必需品となるが、今年は、そのように體を部分的に溫めるのではなく、1つあれば體中が溫まる「著る一人用こたつ」が中國のネットで大きな話題となり、一番人気の防寒グッズとなっている。特に、45歳以下の消費者の間では、販売量の増加幅が最大の「神器」となっている。鄭州晩報が報じた。
「著る一人用こたつ」が大人気
「著る一人用こたつ」は、體の90%以上がすっぽりと入るため、手、足、背中全てを溫めることができる。
「著る一人用こたつ」の「若者用」もすでに販売されており、若者好みのデザインが人気を集めている?!钢胍蝗擞盲长郡摹工韦郅?、オフィスで使える、「足元ヒーター」や「ホットクッション」などの「あったかグッズ」も人気で、ショッピングサイト?淘寶では今年、人気2位と3位の「あったかグッズ」となっている。
「ズボン下境界線」が大きく北上
11月30日時點で、ズボン下がよく売れている地域の統(tǒng)計を基に、淘寶が引いた「境界線」は興味深く、ほぼ長江にそって、中國を南北に分けている。今年は、ズボン下がハサミのように冬の中國を「真っ二つ」に切っている。
昨年の同時期に淘寶が発表した「ズボン下境界線」は、広東省や広西壯(チワン)族自治區(qū)、雲南省などの南部の省の下にあり、それと比べると、今年の「境界線」は、緯度がなんと北に約10度も上がったことは注目に値する。つまり、淘寶における消費狀況から見て、今冬は暖冬で、長江より南の地域の消費者はまだズボン下を買わなければならないほど寒さを感じていないということになる。
中國の南と北ではこんなに違う人気の「防寒グッズ」
淘寶の統(tǒng)計によると、中國の南方の人々は、手や足を部分的に溫めるという、「対処療法」でとどまっている。一方、北方の人々は、屋外では厳しい寒気に、屋內では暖房がしっかり効いた溫かさという「ダブル攻撃」にさらされるため、「乾燥した寒さ」のつらさに対してだけでなく、暖房で乾燥した空気による靜電気対策や乾燥対策などへの関心が高い。そのため、北方地方では、冬になると、「加濕器」などの商品がよく売れることになる。
また中國の南北では、飲食の習慣も大きく異なる。統(tǒng)計によると、北方では、冬になると、蒸留酒の「二鍋頭」などのアルコール度數が非常に高い酒がよく売れる一方、南方では、インスタントミルクティーや電気グリル鍋などが人気となる。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年12月6日
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