中國の関連部門はのほど、米國際輸送サービス大手のFedEx(フェデックス)が宛先へ宅配便を配送しなかった行為に対し、法律に基づいて調(diào)査プロセスを発動し、今月14日にはフェデックス中國法人に質(zhì)問通知書を送った。これは事実と真相を掘り下げて全面的に調(diào)査解明するためであると同時に、いかなる企業(yè)も中國で経営を行う場合には必ず中國の法律法規(guī)を遵守しなければならず、企業(yè)と利用者の合法的権益を損なってはならないという明確なシグナルを発するためでもある。新華社が伝えた。
さきにメディアが伝えたところによると、フェデックスは利用者の同意を得ずに、また利用者に事前に通知せずに、日本から華為(ファーウェイ)の中國の住所へ送られた宅配便2件を無斷で米國に転送した。このニュースが伝わると、中國內(nèi)外で大きな反響を呼び、フェデックスはかつてない信用危機に直面することになった。
こうした背景の下、中國の関連部門は今月1日、フェデックスに対して法律に基づいて調(diào)査を行うことを発表し、法治精神の遵守を顕彰した。その一方で、ある國はこれまでずっと「法治」を標榜していながら、基本的な事実、法律の理念の根拠、実際の証拠がない狀況において、國のパワーを公然と動員して、合法的な経営を行う他國企業(yè)にプレッシャーをかけ、ロング?アーム(非居住者に対する司法管轄)を橫暴に適用する。どちらが是でどちらが非であるか、言わずとも明らかだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年6月15日