重慶ではモノレールが「ビル」を突き抜ける光景はもう珍しくもなんともなくなっている。なぜなら今やモノレールが「門」を走り抜ける光景を目にすることができ、それが最新の「インスタ映えスポット」として市民や観光客の注目を集めているからだ。人民網(wǎng)が報じた。
高い位置に設(shè)置されたレールの上を1両のモノレールがゆっくりと走行している。その下には地元名物の鴛鴦火鍋をモチーフにした丸型の建物が広場中央にそびえたっている。あるネットユーザーは、モノレールがこの建物の上を通過する様子を高い場所から俯瞰すると、まるで「火鍋を潛り抜ける列車」に見えると指摘している。
この光景を目にすることができるのは、重慶九龍坡區(qū)楊家坪商業(yè)圏。1年間におよぶ楊家坪商業(yè)圏の再開発工事はほぼ完了し、新たな都市イメージである「九龍門」のオブジェが正式にその姿を現(xiàn)した。モノレールが通過している「門」がまさにこの「九龍門」となる。
九龍門は高さが19メートルあり、地面からそそり立つ4本の赤い柱により、「門」の字が形作られている。デザイナーによると、「九龍門」の四隅は対照的に向き合っており、これは、九龍坡區(qū)が四方からやって來た客人に対して、「革新の門」、「開放の門」、「希望の門」、「未來の門」をそれぞれ開放していることを意味しているという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月20日