次は何が出てくる？若者が夢(mèng)中になっている「盲盒」とは？

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2019年09月17日15:19

父親世代のアンティークや高級(jí)車(chē)、腕時(shí)計(jì)からジェネレーションZ(1990年代後半－2010年生まれ）のランニングシューズ、ゲームガジェットにレゴブロックまで、人類(lèi)の収集癖は停滯することなくむしろますます過(guò)熱する一方であることを歴史は証明している。そしてそれはより広大な市場(chǎng)とビジネスチャンスの可能性をもたらしている。

中古フリマアプリ「閑魚(yú)」が発表した年度中間報(bào)告の統(tǒng)計(jì)データによると、「閑魚(yú)」プラットフォームでこの1年間にボックス入りの「ガチャガチャ」である「盲盒（blind box）」を取引したマニアは30萬(wàn)人に上り、アプリ上に1ヶ月に出回った「盲盒」の數(shù)は前年比320％増、最も人気がある「盲盒」の価格は39倍にまで暴騰した。

「盲盒」にハートを摑まれた熱心なファンは増える一方だ。ある夫婦は、4ヶ月間に20萬(wàn)元（1元は約15.3円）を「盲盒」に費(fèi)やし、ある60歳のマニアは、「盲盒」に年間 70萬(wàn)元以上を投じた。

「盲盒」はその名の通り、買(mǎi)うときには中に何が入っているのかわからない。料金を払い、出てきたボックスを開(kāi)いて初めてその中身を知ることができる。そのボックスの中身は、ほとんどがセット販売されている人形のフィギュアだ。フィギュアは、アニメ?漫畫(huà)や映畫(huà)?テレビ作品関連のものや、デザイナーが盲盒向けにデザインしたキャラクターで、ソニーエンジェルやレゴミニフィギュア、ポップマートなどはそうしたキャラの中でも特に人気が高い。