2020年は十干が「庚(かのえ)」、十二支が「子(ね)」の「庚子(かのえね)」のねずみ年となっている。中國郵政は今年、干支をテーマにした切手発行40周年を迎えた。中國郵政は中國國家博物館で5日、「庚子年」をテーマにした特殊切手発行セレモニーを行い、中國郵政集団有限公司の劉愛力?董事長、切手をデザインした著名アーティスト?韓美林氏が出席し、除幕式を行った。新華社が報じた。
「庚子年」をテーマにした特殊切手は2種類あり、1枚は「子鼠開天」?;煦绀趣筏皮い繒r代にネズミが勇敢にも天に一つの穴をかじり開けたことから、天と地が分かれ、宇宙が形成されたという中國の伝説をモチーフにしている。歴史を切り開いてきた國のこれまでの事業(yè)を受け継ぎ、將來の発展に道を開くことを願う思いが込められている。もう1枚は「鼠兆豊年」で、3匹のネズミが嬉しそうな表情を浮かべ、全ての人が楽しく過ごせるようにという思いが込められている。また、ネズミの後ろにはピーナツが描かれ、2020年が豊作の年となり、全ての人が楽しく過ごせるようにという思いが込められている。シンプルに描く「小寫意」の畫法に中國畫にみられる「渲染法」という伝統(tǒng)技法を合わせて、かわいいネズミが生き生きと描かれている。
この切手は4300萬セット限定で、今月5日から、中國全土の指定の郵便局やサイト、中國郵政アプリなどで購入できる。
干支をテーマにした切手は、新春の到來を祝うだけでなく、さらには文化クリエイティブ産業(yè)と融合し発展する媒介資源として、世界に進出する中國の一枚の文化の名刺としての役割を擔っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月7日