3日に北京で開催された「2019年スマートヘルス介護(hù)産業(yè)発展カンファレンス」で、近年、中國のスマートヘルス介護(hù)産業(yè)の規(guī)模が右肩上がりで成長していることが明らかになった。統(tǒng)計(jì)では、同産業(yè)の規(guī)模は19年、約3兆2000億元（1元は約15.6円）に達(dá)したと試算されている。ここ3年の年平均成長率は18%で、20年には4兆元の大臺を突破すると見込まれている。人民日報(bào)海外版が報(bào)じた。

中國も人口の高齢化が進(jìn)んでいる。中國の高齢者人口の規(guī)模は大きく、高齢化のスピードも速く、高齢化の進(jìn)捗は経済?社會の発展水準(zhǔn)を上回っている。現(xiàn)在、中國の高齢者の健康狀態(tài)は楽観視できず、要介護(hù)者（寢たきり?身の回りの世話の一部に介助が必要）の數(shù)は4000萬を超えている。うち、寢たきりの高齢者が1200萬に達(dá)している。18年の時(shí)點(diǎn)で、中國の60歳以上の高齢者數(shù)は約2億5000萬人で、総人口の17.9%を占めている。うち、65歳以上の高齢者は1億6600萬人で、総人口に占める割合は11.9%だ。

人口の高齢化に積極的に対応するための重要な措置であるスマートヘルス介護(hù)は、人工知能やビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット、スマート情報(bào)製品などの新世代情報(bào)技術(shù)と、伝統(tǒng)的なヘルス介護(hù)を融合させた新業(yè)態(tài)、新スタイルだ。スマート介護(hù)は技術(shù)を駆使して、遠(yuǎn)隔監(jiān)視、位置のリアルタイムモニタリング、統(tǒng)一したプラットフォーム情報(bào)インタラクションなど、さまざまな観點(diǎn)から情報(bào)化した介護(hù)サービスシステムを構(gòu)築し、高齢者やその家族の介護(hù)の現(xiàn)代化、科學(xué)化、ヒューマニゼーションの面のニーズを満たすことができる。

今回のカンファレンスでは、スマートヘルス介護(hù)応用を試験的に実施する第三弾のポイントリストが発表された。中國全土の企業(yè)38社、街道（郷?鎮(zhèn)）95ヶ所、モデル拠點(diǎn)23ヶ所がリスト入りしている?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、中國全土にモデル企業(yè)が117社、モデル街道（郷?鎮(zhèn)）が225ヶ所、モデル拠點(diǎn)52ヶ所あり、高い品質(zhì)で、モデル的効果が際立つ発展のスタイルが形成。情報(bào)技術(shù)企業(yè)、ヘルス介護(hù)機(jī)構(gòu)、専門サービス業(yè)者、ユーザーなどのウィンウィンのメカニズムが構(gòu)築されつつある。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月4日