今日から、21世紀は3つ目の10年間に突入した。2019年の最後の夜に別れを告げ、新たな始まりを象徴する1月1日に、世界の人々はさまざまなスタイルで新年を祝った。おいしいものを食べる、幸運を求める、花火を見るなど、世界はこんなに広く、年越しのスタイルにも次々と「新手」が登場している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
オーストラリアは世界で一番早く新年を迎える國の一つで、色とりどりの花火がシドニー港の上空を明るく照らすとともに、世界各地の新年祝賀イベントの幕開けとなった。12月31日の夜、10萬本以上の花火がシドニー?ハーバーブリッジやシドニー?オペラハウスなどさまざまな場所で打ち上げられ、色が次々に変わるキラキラな星や、ステンドグラス、貝殻のモチーフなどが登場し、音楽が流れ、橋はライトアップされて光のショーを演じ、世界に向けて一大イベントを演出した。
日本では、新年に食べる料理を「おせち料理」と言う。四角い3段の重箱に詰めるのが一般的で、下の段から上の段まで、それぞれに意味をもつ正月料理がずらりと並ぶ。
カズノコやカラスミは子孫繁栄の象徴。栗きんとんは富の象徴。黒豆は「まめに働く」という言葉があるように、新しい年に勤勉に働くという意味が込められる。エビは固い殻が鎧のように見えることから戦いに勝つこと、また曲がった姿から健康と長壽を象徴する。
また、日本のお正月には雑煮と年越しそばも欠かせない。そばは長いことから長壽を祈るものとして大晦日に食べられている。長ければ長いほど新しい年は幸運だとされる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月1日