「周囲が驚くほど痩せる」、「獨身から抜け出す」、「ハゲないよう早寢早起きする」……2020年を目前に控え、あなたはまた新年の目標を考えているところだろうか?
でも思い返してみると、今立てようとしている新年の目標は、去年立てた目標となんだか似ているような感じがしない?つまり、「來年こそは、今年達成できなかった前の年の目標を必ず成し遂げよう」というサイクルにはまっているのではないだろうか?
2019年の年頭に達成する自信満々で立てた「1年の計」を、あなたは計畫通りに達成できた?それとも早々とすっかり放棄してしまっただろうか?
國內(nèi)のQ&Aサイト「知乎」上で、「2019年の年頭に立てた『1年の計』を覚えていますか?どれくらい達成できましたか?」という質(zhì)問に、222件の回答が寄せられた。それによると、ネットユーザーが定めた「2019年の目標」のうち、達成されたのはほぼ半數(shù)にとどまった。
〇最も多かった目標は「エクササイズ」、「ダイエット」、「脫?獨身」
人々が2019年に最も多く立てた「1年の計」は、「エクササイズ?フィットネスを習(xí)慣にする」、「獨身狀態(tài)から抜け出す」、「より多くの本を読む」、「ダイエットを成功させる」など、よく聞くようなものだった。実のところ、これらの目標の多くは、人々の日常生活と密接な関係がある。どの目標の背後にも、その目標を立てた人の「願い」が込められている。目標は人々の新たな1年に対する願いを託したもので、より素晴らしい生活への憧れなのだ。
だが、「言うは易く行うは難し」である。こうした目標1つ1つを本當(dāng)に実行しようとすると、常にさまざまな困難が伴う。
「精神一到何事かならざらん」という言葉がある?!?年の計」を達成できないのは、往々にして、とことんやり抜くという決意がなかったことがその理由だ。また、怠惰癖や先延ばしの癖、時間がないといった要因も、人々が「1年の計」を達成するのを邪魔する。南方都市報NDX実験室による「2019年の初めに立てた『1年の計』、すべて達成できましたか?」というテーマのオンライン投票では、2019年12月25日の時點で、「自分が1年の計を達成できなかった主な原因」として、63.6%が「自分の怠惰と先延ばしの癖」と答え、「細かい計畫を立てなかった」は48.1%、「時間がなかった」が46.8%だった。
〇「1年の計」はやはり必要、「もしかしたら実現(xiàn)できるかもしれないから」
「1年の計」は計畫倒れに終わることが多いが、やはり「1年の計」は立てるべきだ。最終的な結(jié)果がどうであれ、1年間に努力する方向や目標があれば、自分の生活を少しでも理想に近づけていけるからだ。
2002年、米ペンシルバニア州スクラントン大學(xué)の研究チームが、「1年の計」を立てた159人を?qū)澫螭趣筏啤?カ月後の目標達成狀況に関する調(diào)査を?qū)g施した。対照群として目標を立てなかった123人に対する調(diào)査も同時に行った。その結(jié)果、「1年の計」を立てた人々の目標達成度は、新年の目標を立てなかった人より明らかに高いことが判明した。
あるネットユーザーは、「自分が2019年に立てた唯一の目標は、『いかなる目標も立てないこと』だった。その理由は、1年間、自由自在に何にも縛られずに過ごしたいと思ったから。でも、年末が近づいて1年間を振り返ると、今年は何もしなかったことに気づき、急に焦り始め、眠れなくなった。それで最後にはやはり2020年の目標を立てた」と投稿した。また、別のネットユーザーは、「2019年に達成できなかった目標を2020年に持ち越すことにした。來年こそ、自分が少しでも変わり、少しでも進歩できればと願っている」と書き込んだ。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月30日