浙江省湖州市徳清県郭肇村では、多くの村民が義務(wù)植樹に熱心に取り組んでいる。草木が生長しウグイスが飛ぶ春本番を迎え、植樹造林に絶好の時期が訪れている。人民日報が伝えた。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、多くの人は、屋外で植樹を行うことが出來なくなっている。江蘇省緑化委員會は、家庭園蕓微講堂(マイクロ講座)を開設(shè)し、園蕓専門家が、自宅での植物栽培や花の種まき、フラワーアレンジメントなどを紹介し、花木の手入れ?管理やベランダガーデニングなどの方法を通じて人々が植樹義務(wù)を履行できるよう指導(dǎo)している。
泗陽県張家圩鎮(zhèn)に住む張美娟さんは、「植木や草花に関するスキルを?qū)Wべるだけでなく、家の中を美しくすることができ、しかも植樹の義務(wù)も果たすことができて、まさに一挙多得」と喜ぶ。
3月6日、義務(wù)植樹活動に自発的に參加する山東省滕州市の市民(撮影?宋海存/人民図片)。
國家林業(yè)?草原局の擔(dān)當(dāng)者は、「義務(wù)植樹とは単に樹木を植えることだと解釈している人もいるが、実際には、それだけにはとどまらない。義務(wù)植樹は、極めて広義の概念であり、方法も各種各様だ。全國民の義務(wù)植樹は、『誰にとっても便利な方法で、參加することに意義があり、形式にこだわらず、柔軟性?多様性が大きい』ことを責(zé)任原則としている」と指摘した。
全國緑化委員會弁公室が今年3月に発表した「2019年中國國土緑化狀況公報」によると、2019年、中國における國土緑化事業(yè)には新たな成果が得られ、年間で計706萬7千ヘクタールの造林を完成、773萬3千ヘクタールの森林をケア、草原に314萬7千ヘクタールの草を植えた。
40數(shù)年前と比べると、中國の森林カバー率は約10ポイント上昇し、森林面積は80%増加した。世界の森林資源が減少の一途をたどっている狀況のなか、中國は森林資源の増加が最も多い國家となり、人工林面積は長年、世界一の座を維持している。
山河が青々しく、雲(yún)と霧が浮かび、まるで仙境のような湖南省永州市道県湘源溫泉景勝地(撮影?蔣克青/人民図片)。
數(shù)年前から、「インターネット+」も、義務(wù)植樹の責(zé)任履行方式を拡大する上での重要なツールとなっている。
上海に住む蔡さん(60歳女性)は、オンラインを通じて、上海植物園木蘭園で1本の花モクレンを植樹した?!附衲?歳になる孫に、環(huán)境愛護の習(xí)慣を身に著けてもらいたいと思い、この小さな木を一緒に育てることにした」と蔡さん。
「春到來、一緒に希望を植えよう!」と、アリペイ(支付寶)のミニプログラム(小程序)「アント?フォレスト」は3月12日、第1回「アント?フォレスト オンライン植樹祭」を始動した。具體的には、低炭素型行動によってグリーンのエネルギーを蓄積するよう人々を奨勵し、スマートフォン上で、テーマ林?公益林?クラス樹?家庭樹など各種バーチャル樹木への「水やり」活動を?qū)g施した。アリペイ擔(dān)當(dāng)者は、「『希望林』への共同『水やり』作業(yè)に參加した人は、武漢など各地で本物の木を植えることになる。この林は、武漢市黃陂區(qū)の長江沿いに造成する計畫で、長江の生態(tài)系を保護し、武漢市民の心に寄り添うことを目的としている」と紹介した。
全國緑化委員會副主任を務(wù)める國家林業(yè)?草原局の張建竜局長は、「オンラインを通じて義務(wù)植樹に參加する人を?qū)澫螭?、全國緑化委員會弁公室と中國緑化基金會は、『責(zé)任遂行電子証明書』を共同で発行する。証明書1枚ごとに唯一の通し番號とQRコードが付與され、義務(wù)植樹に參加することで市民としての達成感や栄譽感を高めるよう、人々を奨勵することを目的としている」と話した。
アリペイは2016年8月、「アント?フォレスト」事業(yè)をスタートした?,F(xiàn)時點で10省70數(shù)都市が「アント?フォレスト」に公益林を保有しており、參加ユーザーは5億5千萬人に達し、累計1100萬トンの炭素を削減した。これまでに1億2200萬本の本物の木を植え、植樹面積は11.2萬ヘクタールに達した。(人民日報記者 寇江澤)(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月10日