中國の孔鉉佑駐日大使は3月31日の中國中央テレビの報道番組で、チャーター機で在日留學生を帰國させるかどうかや、日本の感染者數(shù)が比較的少ない原因などについて答えた。
■チャーター機で在日留學生を帰國させるか?
【孔大使】日本にはおよそ11萬人の中國人留學生がいる。皆の気持ちは全體的に安定していると把握している。人々の頻繁な移動が交差感染を引き起こす重要な原因だ?,F(xiàn)在について言えば、皆が引き続き科學的?理性的な姿勢で、現(xiàn)在の感染狀況の推移を重視し、自らをしっかり守ると同時に、盲目的に外出して交差感染をもたらしうるリスクを避けるよう注意することを希望する。特別な理由が確かにあって帰國しなければならない場合は、出発前に自ら大使館と國內(nèi)に屆け出て、帰國途中では個人防護をしっかりと行い、関係する地方の入境検疫や隔離など具體的政策を事前に把握し、國內(nèi)の感染防止?抑制のための指示に協(xié)力する必要がある。將來チャーター機で在日留學生を帰國させるかどうかは、日本の感染狀況の推移をさらに見ていく必要がある。
■日本の感染者數(shù)が比較的少ない原因
【孔大使】ここしばらくの間、日本の新たな感染者數(shù)はある程度増えているが、増加幅は比較的緩やかだ。初期段階の分析では、これには次の原因が考えられる。
(1)政府レベル。日本政府は早い段階から政策目標を感染拡大のスピードを抑制し、ピークを押し下げ、死亡率を下げることに據(jù)えて、患者に対してレベルを分けた診療を?qū)g施してきた。この手法は限られた醫(yī)療資源を重體患者の治療に用いるうえでプラスであると同時に、院內(nèi)感染のリスクを下げるうえでもプラスだ。
(2)社會レベル。日本國民も現(xiàn)時點で政府の措置を割合理解し、協(xié)力している。
(3)日本全體の醫(yī)療水準と醫(yī)療資源は先進國でトップ水準にあり、國民は日常の衛(wèi)生習慣や防護意識が比較的高い。これらは感染リスクを下げ、感染拡大を抑制するうえでプラスだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年4月1日