2021年版の「故宮日めくりカレンダー」のオンライン発表會(huì)と読書會(huì)が23日、故宮博物院內(nèi)の箭亭故宮書店でライブ配信の形式で行われた。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
「故宮日めくりカレンダー」は1937年に出版が停止されたが、2009年に約70年ぶりに出版が再開され、2021年版で12作目となる。
21年の干支(十二支)は「丑」(うし)で、正確にいうと辛丑(かのとうし)。中國の伝統(tǒng)文化において、牛は農(nóng)耕を助ける貴重な労働力であるほか、五穀豊穰、國の安定、國民の平和を願(yuàn)う思いがそこに込められている。中國は昔から農(nóng)業(yè)大國で、農(nóng)業(yè)は立國の基礎(chǔ)だ。中國5000年の歴史の過程で、國家ガバナンス、風(fēng)俗、儀禮、祭祀などが相次いで発展し、獨(dú)特で輝かしい農(nóng)耕文明が築かれてきた。
21年版「故宮日めくりカレンダー」では、故宮が所蔵する牛関連の文化財(cái)や牛から派生した中國の農(nóng)耕文化と関係のある文化財(cái)が厳選され、紹介されている。その中には清代の皇帝3代における水稲耕作と蠶織作業(yè)を描いた「耕織図」も含まれている。內(nèi)訳は第4代皇帝?康熙帝の時(shí)代の「曹素功制耕織図墨」、第5代皇帝?雍正帝の時(shí)代の「胤禛耕織図冊(cè)」、第6代皇帝?乾隆帝の「御制耕織図瓷板畫冊(cè)」で、文化財(cái)の歴史を通して、それぞれの時(shí)代の農(nóng)耕文化への理解を深めることができる。
21年版「故宮日めくりカレンダー」は、獨(dú)特で斬新なデザインになっている。「故宮日めくりカレンダー」の文字がプリントされたビニールコーティングとリボンは美しさを添えるだけでなく、偽造防止機(jī)能ともなっている。伝統(tǒng)の「故宮日めくりカレンダー」のほか、中?英対照版、數(shù)量限定のコレクション版、ゴールド版、青少年版、福壽版、「故宮龍泉日めくりカレンダー」、「故宮カレンダー·2021」などの「故宮カレンダー」ファミリーの商品も引き続き発売される。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月25日