袁隆平氏の「海水稲」チームと江蘇省農(nóng)業(yè)技術(shù)普及総ステーションが協(xié)力し試験栽培する耐塩性稲の生産量測定が14日午後、江蘇省如東県栟茶方凌墾區(qū)で行われた。専門家チームによる面積各1ムー（約6.7アール）前後の3カ所の田んぼの機(jī)械収穫実測によると、耐塩性稲「超優(yōu)千號」の1ムーあたり生産量が平均802.9キログラムにのぼった。中國水稲研究所の方福平研究員によると、この生産量はアルカリ性土壌における稲の生産の新記録を更新したという。新華社が伝えた。

江蘇省農(nóng)業(yè)技術(shù)普及総ステーションの責(zé)任者である管永祥氏によると、袁氏の「海水稲」チームが研究開発した優(yōu)れた種子以外にも、江蘇省の農(nóng)業(yè)専門家はアルカリ性土壌の理化學(xué)的特徴と結(jié)びつけ、機(jī)械を使った田植えによる正確な量の栽培、アルカリ性土壌における稲の苗の強(qiáng)化と成長促進(jìn)、1回で終了する施肥、エコな病蟲害対策などの栽培技術(shù)を活用し、モデル栽培の成功を効果的に保証した。この試験田の128.9ムーの耐塩性稲が現(xiàn)在、収穫シーズンを迎えている。管氏は「江蘇省沿岸部には多くのアルカリ性土壌があり、多くの場合において類似する栽培條件を備えている。この耐塩性稲の高生産量には、高い普及の価値がある」と述べた。

「海水稲」とは、一定濃度のアルカリ性土壌でも成長できる稲の品種を指す。袁氏の「海水稲」チームは今年、全國5大アルカリ性土壌地域で「海水稲」試験モデル栽培拠點(diǎn)を設(shè)置した。江蘇省如東県栟茶方凌墾區(qū)は東部沿岸部のアルカリ性土壌の類型として、土壌塩分濃度は0.2?0.6％の間で、江蘇省で唯一入選した、試験モデル栽培拠點(diǎn)だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年10月15日