枝になる花牛リンゴが日増しに赤く色づいている。甘粛省清水県黃門鎮(zhèn)小河新村の村人である景彩彩さんは、自宅のリンゴ園でショート動畫を撮影しSNSに投稿したところ、多くの「いいね」を集めた。人民日報が伝えた。
清水県は2017年に農(nóng)村EC(電子商取引)の発展に力を入れ、物流やネット施設(shè)を整え、18の郷鎮(zhèn)ECサービススポット、260カ所の村級ECサービススポットを設(shè)置した。宅配便のカバー率は100%。小河新村は微信(WeChat)直売EC夜間學(xué)校を開き、村人にネットショップ開設(shè)を教えた。景さんは夜間學(xué)校に通い、微信の登録、カードの紐づけから學(xué)び、ネット上でのリンゴ販売を?qū)Wんだ。彼女は2017年にECのリンゴ販売で4萬元(1元は約15.5円)以上稼ぎ、清水県から「ECのパイオニア」と評価された。景さんは村人に経験を伝授し、さらに自分のルートを使い販売に協(xié)力している。「今年はすでに多くの馴染みの顧客が注文を待っている」と景さんは誇らしげに語った。
小河新村婦女児童活動センターで、馬海者さんが彩り豊かなビニールビーズで作った花瓶、ティッシュケース、筆箱、車のアクセサリーを紹介し、慣れた様子で撮影を行った。これにBGMをつけ、ショート動畫を作成し、動畫サイトで投稿する。1袋で數(shù)元しかしないビニールビーズも彼女が加工すれば1點數(shù)十元で売れる。「私の動畫チャンネルにはもう4000人以上のフォロワーがいる。最近新しく登録したチャンネルにも660人以上のフォロワーがいる」と馬さん。
インターネットによって馬さんの手工蕓品は新疆や湖北省などに販路を拡大したほか、彼女の視野も広がった。馬さんは、「ビーズの新しい模様を?qū)Wびたければネットで動畫を探して真似ている。技術(shù)を?qū)Wんだだけでなく、知識がついた。子供の宿題まで指導(dǎo)できるようになった」と述べた。
小河新村では現(xiàn)在、攜帯電話が新たな農(nóng)具に、ライブコマースが新たな農(nóng)作業(yè)になっている。小河新村で2019年、ECにより農(nóng)産物を販売する人が120世帯余りにのぼり、各世帯の収入が平均で約1000元ほど増加した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月16日