「ムーラン 」の実寫(xiě)版がディズニーによって製作されたのに続き、中國(guó)古典文學(xué)「水滸伝」も海外で映畫(huà)化されることになった。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
海外メディアの報(bào)道によると、米Netflixは「水滸伝」を現(xiàn)代的な解釈で描くアクションアドベンチャー映畫(huà)「The Water Margin」を製作する。メガホンを取るのは日本の佐藤信介監(jiān)督で、「バーニング?オーシャン」のマシュー?サンドが腳本を執(zhí)筆する。
報(bào)道によると、未來(lái)派の手法で製作される「The Water Margin」は、「栄光とロマン、陰謀に満ちた史詩(shī)、アクションアドベンチャー。そのストーリーによって、忠誠(chéng)、指導(dǎo)力、個(gè)人の犠牲を厭わずに社會(huì)的責(zé)任を擔(dān)うなどのテーマに迫る」という。
「砂時(shí)計(jì)」や「いぬやしき」などの映畫(huà)で知られている佐藤監(jiān)督が2019年にメガホンを取った中日合作映畫(huà)「キングダム」は、原泰久の同名漫畫(huà)を原作として、中國(guó)の戦國(guó)時(shí)代末期を舞臺(tái)に、大將軍になるという夢(mèng)を抱く戦爭(zhēng)孤児?信が、秦王の王位奪回をサポートする物語(yǔ)で、中國(guó)でもロケが行われた?!弗螗哎昆唷工稀⒌湫偷膜嗜毡臼綗嵫涤钞?huà)で、2019年4月に公開(kāi)されると、瞬く間に興行収入ランキングのダークホースとなり、最終的に興行収入57億3000萬(wàn)円を記録した。しかし、「ストーリーが論理的でない」というネットユーザーの聲もあり、中國(guó)のコミュニティサイト?豆瓣のレビューは6.4ポイントにとどまっている。
「The Water Margin」は、佐藤監(jiān)督がNetflixとタッグを組むのは今回が初めてで、紹介を見(jiàn)ると、全く新しい「水滸伝」の世界が描かれることになりそうだ。
「The Water Margin」の製作が発表されると、ネットユーザーの間ですぐに大きな話題となった。しかし、多くの中國(guó)のネットユーザーは、それを楽しみにしているわけではないようだ。
ネットユーザーからは、「このコンビは、なんか違う感じがする。ドラマ『水滸伝』は名作となった。中國(guó)の古典文化を外國(guó)の監(jiān)督が映畫(huà)化したらどんな感じになるのだろう?」や「古典文學(xué)を映畫(huà)化した一部の作品はさっぱりの出來(lái)だった。中國(guó)の歴史、文化が尊重されることを願(yuàn)っている。むやみやたらに映畫(huà)化してほしくない」などの聲も上がっている。
その一方で、「古典文學(xué)の映畫(huà)化は、誰(shuí)がしてもいい?!何鬟[記』や『三國(guó)演義』なども、海外で映畫(huà)化されている。この未來(lái)派版の『水滸伝』は、原作とは全く違う出來(lái)になるのだろう。新しい文化と古い文化がぶつかり合うというのは、とてもおもしろいことだ」という聲もある。
(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年11月17日