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中國體操選手団が防護服姿で日本から帰國 國際大會再開後押しのため徹底対策

人民網(wǎng)日本語版 2020年11月12日10:00

4ヶ國が參加する體操の國際競技會を終えて、中國選手団は今月9日午後、帰國の途に就き、海外での大會出場の任務(wù)を終えた。今回は、中國國內(nèi)における新型コロナウイルスが抑制されて以降、中國のナショナルチームが參加した初の海外での國際大會となった。そして新型コロナ感染が拡大して以降開催された初の體操の國際競技會で、東京五輪の延期決定後初となる東京五輪の會場で開催された國際競技會ともなった。

競技は國別対抗ではなく、國混合&男女混合の2チームによるオールスターゲーム方式で行われた。中國の章瑾選手が女子の跳馬と平均臺で最高點をたたき出した。

非常に特別な意義がある今大會で、中國選手団は日本に到著した時點で、防護服を著用していたことが大きな注目を集めた?!竿耆b備」で成田空港に到著したことは、日本のメディアやネットユーザーにとっては想定外のことだったようだ。

中國選手団は帰國の際も再び防護服を著用し、新型コロナウイルスを持ち帰らないよう徹底した対策を最後まで講じた。

東京から帰國した中國選手団。畫像は中國體育報から

客観的に見ると、中國選手団が、移動中に防護服を著用していたことはそれほど驚くべきことではない。まず、出発地點と試合會場は相対的に獨立した場所で、その中間を移動する時のリスクが最も高くなり、そこで徹底的な保護をするのはごく自然なことだ。次に、中國の選手団を保護するという責(zé)任を果たしているだけでなく、東京で開催される競技會にとっても益はあっても害はないはずだ。

競技會を無事開催するため、國際體操連盟(FIG)や組織委員會なども徹底した新型コロナ対策を講じた。例えば、開催10日以上前から、參加選手は毎日體溫や體調(diào)を報告しなければならなかった。また、試合會場では選手らの活動範囲を制限し、外部との接觸がない狀態(tài)となった。さらに、毎日PCR検査を行い、検溫や消毒が強化された。組織委員會は各選手にスマホを配り、その位置を隨時追跡できるようにした。その他、選手は演技終了後、ハイタッチするのではなく、ヒジタッチをし、観客は2000人以下に制限された。

後に偽陽性と判明したものの、一時陽性の検査結(jié)果が出た內(nèi)村航平選手は、「東京五輪をできないではなく、どうやったらできるかを考えてほしい」と訴えた。

オリンピック開催の試金石となる今競技會で、新型コロナ対策の手落ちがあったり、感染者が出てしまったりすると、體操の國際競技會の再開にとって打撃となるだけでなく、東京五輪開催にも暗雲(yún)が立ち込めることになる。そのため、徹底的な感染防止対策を講じることは、選手団にとっても、競技會にとっても有益なこととなる。

ウォーミングアップする中國の選手。

こうした理由から、FIGの渡辺守成會長は中國選手団を迎えた際、その徹底した感染防止対策を稱賛し、新型コロナ感染拡大が収束していない狀況下で、來日して競技會に參加したことに感謝の言葉を述べた。

現(xiàn)在、中國の山東省威海市でも、卓球のワールドカップが開催中だ。この大會には日本を含む、多くの國の選手が參加している。中國で國際スポーツ大會が開催されるのは約10ヶ月ぶりのことで、新型コロナが抑制された後に國際大會開催を再開するうえで重要な意義を帯びた大會となっている。

中國卓球協(xié)會の劉國梁會長はワールドカップの開幕式の挨拶で、「卓球の國際大會が中國でまず再開され、首を長くしてそれを待っていた世界の卓球ファンの期待に応えただけでなく、スポーツ業(yè)界が國際スポーツ大會の再開をさらに進めていくうえで、試金石、模索、新たな試みとなる。今後、中國國內(nèi)外でさらに多くの卓球國際大會が再開されることを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月12日

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