新型コロナウイルスのパンデミックが深刻化し、ロックダウンなどの措置を講じている國の人々は「巣ごもり」を余儀なくされている。しかし、世界保健機(jī)関(WHO)は、「新型コロナは、運(yùn)動(dòng)不足の言い訳にはならない。多くの人はパンデミック発生前から運(yùn)動(dòng)不足の狀態(tài)だった」と指摘している。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
報(bào)道によると、WHOの健康増進(jìn)部門のRudiger Krech部長(zhǎng)は今月25日、「WHOは、新型コロナ流行期間中も、運(yùn)動(dòng)を維持するよう呼び掛けている。運(yùn)動(dòng)を維持できないなら、今後、座っている時(shí)間が長(zhǎng)いことが原因で起きる他の病気の大流行に直面することになりかねない」と警鐘を鳴らした。
資料畫像:8月18日、閉鎖中の南アフリカ?ヨハネスブルグのスポーツジム(撮影?王曦)。
WHOは公式サイトで、「世界の人々が運(yùn)動(dòng)をしていれば、毎年、500萬人が死を避けられる」と指摘している。統(tǒng)計(jì)によると、成人の4分の1、青少年の5分の4が運(yùn)動(dòng)不足となっている。そのような狀況が原因で、世界の年間直接衛(wèi)生保健費(fèi)用が540億ドル(1ドルは約104円)に達(dá)し、140億ドル分の生産力損失が起きている。
25日、WHOが発表した最新版健康ガイドは、慢性疾患を抱える人や身體障害者を含む全ての成人は、1週間當(dāng)たり150‐300分、児童や青少年は1日平均60分、中強(qiáng)度、または激しい有酸素運(yùn)動(dòng)を行うようアドバイスしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月27日