王毅國務(wù)委員兼外交部長(外相)による先日の日韓訪問を米國を念頭に置いた外交活動と解釈するメディアがあることについて、外交部(外務(wù)?。─稳A春瑩報道官は11月30日の定例記者會見で次のようにコメントした。
実際には、すでに王毅部長が訪問中に今回の訪問の成果について語っている。
訪日時、中日雙方は5つの重要な共通認識と6つの具體的成果にいたった。これには、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構(gòu)築を継続すること、両國間の必要な人的往來のための「ファストトラック」を始動すること、來年の適切な時期に次回の中日経済ハイレベル対話を開催すること、中日農(nóng)水産物貿(mào)易協(xié)力メカニズムを構(gòu)築すること、両國の防衛(wèi)當(dāng)局間の海空連絡(luò)メカニズムに直通電話を開通することが含まれ、また雙方は共に東京五輪と北京冬季五輪という2つの盛大な行事の開催を互いに支持した。これは、中日関係が改善と発展の軌道に沿って引き続き安定的に邁進する後押しをするという雙方の明確な意向の表れだ。
今年、中韓両國は新型コロナ対策協(xié)力の効果的実施において「4つの率先」を?qū)g現(xiàn)した。つまり、率先して二國間の共同対策メカニズムを構(gòu)築すること、率先して感染拡大を効果的に抑え込むこと、率先して「ファストトラック」を構(gòu)築すること、率先して経済活動再開協(xié)力を?qū)g施することだ。王毅部長の訪韓時、雙方は中韓関係の発展推進や地域協(xié)力の深化について10の共通認識にいたり、「中韓関係未來発展委員會」を設(shè)立すること、中韓國交樹立30周年を契機に中韓関係の長期的発展の青寫真を共に描くこと、北京冬季五輪と江原道冬季ユース五輪の開催を互いに支持すること、引き続き共同で朝鮮半島の平和と安定の維持に盡力し、朝鮮半島問題の政治的解決プロセスを推進することを決定した。新型コロナによる試練を経験した中韓関係は、より強固な基礎(chǔ)の上で前向きに発展するものと、我々は信じる。
國連には190余りの加盟國があり、いずれの國も獨立自主だ。中日韓は隣國であり、隣國同士は多く交流し、意思を疎通するべきだ。実際には、中日韓は緊密な意思疎通と調(diào)整を維持し続けている。中國側(cè)は日韓側(cè)と共に努力して、今回の訪問の成果をしっかりと実行に移し、絶えず戦略的な意思疎通を増進し、実務(wù)協(xié)力を深め、中日関係、中韓関係の健全で安定した前向きな発展を推進することを望んでいる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月1日