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中國(guó)のネット上で爆発的人気を誇る丁真と王冰冰の魅力とは?

人民網(wǎng)日本語版 2020年12月23日09:41

「誰もが15分以內(nèi)に有名人になれる、そんな時(shí)代が來るだろう」とポップ?アートの旗手として活躍した米アンディ?ウォーホルが語ったのは、約半世紀(jì)前のことで、當(dāng)時(shí)はインターネットもなければ、スマホもなかった。しかし、彼の視點(diǎn)は非常に鋭く、今の時(shí)代の狀況を正確に預(yù)言していた。工人日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

今は、誰でも聲を発することができるものの、無力さを痛感させられる時(shí)代でもある。多くの人がネット上に聲を寄せ、ネット上の人気者や人気の話題が続々と登場(chǎng)するものの、その盛り上がりは瞬時(shí)に消えていく可能性がある。

先ごろ四川省甘孜蔵(カンゼ?チベット)族自治州理塘県に住むチベット族の美少年?丁真君がネット上で爆発的な人気を集めたことに、筆者はややホッとした。これまでのネット上の人気者と違い、ワイルドなのにピュアなルックスであるため、ネットユーザーからは「スイートワイルドボーイ」と呼ばれている。このような美しさは作り上げられたものではなく、生まれ持ったナチュラルなワイルドさで、人々を魅了している。そのルックスは、これまで少し歪められてきた現(xiàn)代の人々の美的センスを「矯正」し、正常なセンスや自然なセンスへの回帰と言えるだろう。

數(shù)少ない存在であるため、非常に貴重だ。丁真君が大人気になっていることは、丁真君と理塘県の勝利であるだけでなく、社會(huì)の正常な美的センスの勝利でもある。

丁真君の「美」の秘訣は、そのリアルさ、ピュアさだけでなく、體中からあふれ出るプラスのエネルギーだ。ネット上で爆発的人気になって以降、丁真君は自分のお金儲(chǔ)けを考えるのではなく、故郷の観光大使になって、故郷の観光、貧困者支援事業(yè)に一役買う道を選んだ。そして、今後は一生懸命勉強(qiáng)して自分を磨くとしている。そのような、生活を楽しみ、故郷を愛し、前を向くポジティブな姿勢(shì)は太陽のようで、とても貴重だ。

丁真君とほぼ時(shí)を同じくして爆発的人気になったのが中國(guó)中央テレビ(CCTV)の美しい90後(1990年代生まれ)の女性記者?王冰冰さんだ。彼女は今年9月に、踏まれても平気な丈夫な芝生である「ハッピーグラス」を紹介する動(dòng)畫のレポーターを擔(dān)當(dāng)。動(dòng)畫共有サイト?bilibili(ビリビリ)の同動(dòng)畫の再生回?cái)?shù)は548萬回に達(dá)し、ネットユーザーからは、「CCTVの視聴率アップのためのパスワード」というニックネームで呼ばれるようになった。

丁真君のおかげで「一つの街が一躍有名になった」というなら、王冰冰さんのおかげで、「數(shù)多くの若いネットユーザーがニュースを好んで見るようになった」ということができるだろう。

王冰冰さんはその人気に火がついてからも、舞い上がることどころか、「長(zhǎng)所もない私が急に注目を浴び、驚いている。自分のキャパを超えていると感じ、とてもこわい」と、非常に腰の低い態(tài)度を示していることは興味深い。人気になってからの4ヶ月間、彼女は常に控えめなままで、CCTVの記者として登場(chǎng)するほかは、取材などは一切受けていない。彼女個(gè)人の微博(ウェイボー)アカウントも、多くのネットユーザーがCCTVの公式アカウントのコメント欄に開設(shè)を求める聲を寄せてから、やっと開設(shè)したほどだ。その投稿數(shù)も現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では1ケタで、全てニュース関連の內(nèi)容ばかりとなっている。

一夜にして爆発的人気になった丁真君も初心を忘れず、王冰冰さんも控えめな姿勢(shì)を崩さないものの、その魅力は失われるどころか、輝くオーラは増すばかりとなっている。二人の自信、プロフェッショナリティ、仕事を愛する態(tài)度により、その顔面偏差値と魅力は増すばかりとなっている。二人が爆発的人気になったのは、単にルックスがいいからではなく、それぞれの分野で真剣に努力し、自分のやるべき事を忘れずに、生活を楽しんでいるからにほかならず、非常に魅力的だ。

これこそが「ネット上の人気者」のあるべき姿であることは言うまでもない?!弗庭氓壬悉稳藲菡摺棺泽wは決して「悪」ではなく、本當(dāng)の「善」、本當(dāng)の「美」の擁護(hù)者、プラスのエネルギーを伝える人にもなれる。顔面偏差値がきっかけで爆発的人気になった丁真君や王冰冰さんもそうで、顔面偏差値とは関係のない「ハイブリッド米の父」と呼ばれる袁隆平氏や中國(guó)の感染癥研究の第一人者?鍾南山氏、人気ビデオブロガー?李子柒(リー?ズーチー)さんなどもそうだ。

彼らは自ら望んで「ネット上の人気者」になったわけでは決してない。そうであるからこそ、リアルで、見る人を感動(dòng)させる。彼らは平凡な生活を送りながらも、豊かな生活のために奮闘し、それを作り出し、そして捧げてきた。そのような「ネット上の人気者」は、非常に貴重な存在であり、その人気もより長(zhǎng)く続いていくことだろう。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月23日

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