死裝束モデルにタニシ麺の嗅ぎ師、ストッキングコーディネーター、ライブ配信アシスタントなど、2020年に生まれたこうした新?珍職業(yè)をあなたは知っているだろうか？「銭江晩報(bào)」が伝えた。

デジタル経済が急速に発展して、一連の社會(huì)現(xiàn)象ともいえる「ニッチな職業(yè)」を生み出した。淘寶（タオバオ）がこのほど発表した「2020年度10大ニッチな職業(yè)観察」をみると、その多くはニッチのように見(jiàn)える分野だが、実際には多くの人の大きな夢(mèng)を葉える職業(yè)となっている。

死裝束モデルとは？

先ごろ、淘寶の95後（1995年から1999年生まれ）の死裝束モデルで、ライブ配信パーソナリティを務(wù)める任賽男さんのエピソードが多くのネットユーザーを感動(dòng)させた。死裝束モデルの仕事をして3年になる任さんの元からは、大勢(shì)の友人が「縁起が悪い」と言って離れていき、母親からもモデルをやめるよう言われたが、任さんは拒否したという。

任さんは、「病院の廊下で撮影された自分が紹介した死裝束を身に著けて橫たわる女性がうっすらと笑みを浮かべていたのを目にし、そしてその女性の家族から感謝のメッセージを受け取り、溫かい気持ちになったことがある。去りゆく人が最後の瞬間にきちんとした姿でお?jiǎng)eれするのをサポートできるのは一種の慰めだと思う。どうか私のことを疫病神扱いしないでほしい」と話した。

タニシ麺の嗅ぎ師とは？

タニシ麺が人気となり、塩漬け筍の「酸筍」の匂いを嗅ぐ「タニシ麺の嗅ぎ師」という仕事が生まれた。淘寶の店舗が開(kāi)発した袋入りタニシ麺は、家にこもる人々がグルメを追い求める時(shí)にぴったりの商品となった。

酸筍の獨(dú)特の臭みはタニシ麺の魂であり、プロの嗅ぎ師は毎日筍の狀態(tài)を観察し、匂いを嗅ぎ、目で見(jiàn)て、塩漬け筍の漬かり具合を判斷する。天貓（Tmall）の「ダブル11」（11月11日のネット通販イベント）に先立ち、嗅ぎ師の李永國(guó)さんは淘寶店舗の急募に応じ、年収50萬(wàn)元（約796萬(wàn)円）を提示されたという。

ストッキングコーディネーターとは？

ストッキングコーディネーターは、顧客の腳とその人が淘寶でシェアしている商品コメントの寫(xiě)真をみるだけで、その人の肌の色に最も近いストッキングの色を選び出すことができるという。そして毎年ストッキング數(shù)千萬(wàn)足を染め上げ、より生足に近い効果を求める女性たちのニーズに応えている。

ライブ配信アシスタントとは？

ライブ配信アシスタントは、ライブ配信パーソナリティをあうんの呼吸でサポートする職業(yè)。適切なタイミングでリンクを張るだけでなく、電卓を使ってライブ配信室のパーソナリティが価格を計(jì)算するのを手伝ったり、スクリーンショットや抽選會(huì)、購(gòu)入方法の提示などさまざまな仕事を擔(dān)い、パーソナリティをサポートする。

このほかにも、同「観察」にランクインした職業(yè)には睡眠導(dǎo)入アシスタントやペット送り人、ミルクティー味わい代行者、自律狀態(tài)監(jiān)督員、ゲームトレーナーなどがある。睡眠導(dǎo)入アシスタントは英語(yǔ)で詩(shī)を朗読して顧客を眠りに誘い、ミルクティー味わい代行者はいろいろなミルクティーを試して顧客にどれが一番おいしいかを教え、ペット送り人は大切なペットの最期のひとときに寄り添うといった具合だ。

こうしたニッチな職業(yè)の背後には、自由を求め、自分自身への関心が高い若者の生活態(tài)度がある。淘寶の店舗オーナーの平均年齢はわずか25歳で、彼らの中から毎日珍しく面白い起業(yè)の芽が出てきて、淘寶で大きなビジネスに成長(zhǎng)している。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月7日