遼寧省大連市長興島近海でこのほど、打ち上げられたマッコウクジラが発見された。渤海の海域でマッコウクジラが確認(rèn)されたのは今回が初めて。ただ、このクジラは発見された時(shí)點(diǎn)ですでに死亡していた。中央テレビニュースが伝えた。
現(xiàn)地の海洋生物専門家の鑑定によると、これは雄の成年のマッコウクジラで、全長は18メートル近くで、打ち上げられた後の體重は約40トン前後。目立った外傷がないことから具體的な死因については現(xiàn)在不明。
このマッコウクジラはすでに関連企業(yè)に送られ、解剖、分解、可塑化処理を行う。大連市は今後、野生動(dòng)物保護(hù)の関連規(guī)定と手続きに基づき國の関係當(dāng)局から保管の許可を得る??伤芑瘶?biāo)本を製作した後、大連自然博物館で公開し、海洋知識の普及及び海洋文化のPRに用いる。
大連とマッコウクジラの縁は今回が初めてではない。深海から來た2頭のマッコウクジラが2016年2月、江蘇省如東県洋口港の浜に打ち上げられ、死んだ?,F(xiàn)地政府と専門家の研究を経て、うち「洋洋」と名付けられたマッコウクジラが大連に送られ可塑化標(biāo)本になり、20年5月30日に大連の金石灘で一般公開された?!秆笱蟆工犀F(xiàn)在、世界最大の生物可塑化標(biāo)本であると同時(shí)に、世界で初めて可塑化保存されたマッコウクジラでもあり、マッコウクジラの生理學(xué)的構(gòu)造の特徴をはっきり示している?!秆笱蟆工稳Lは14.88メートル、重さは40トンで、標(biāo)本が完成するまで4年かかった。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月2日