中國工程院の張伯禮院士は23日夜、「中國國內ではすでに數(shù)日間連続で新規(guī)感染者ゼロの狀況となっており、新型コロナウイルス感染予防?抑制の全體的な情勢はかなり楽観視して良いと思われる。特に、春が到來して花々が開花する3月になると、この狀況はいっそう落ち著きをみせるだろう」と見方を示した。健康時報が伝えた。
張院士は、「総合的に分析すると、今年の感染予防?抑制狀況は、好ましい狀況で穏やかに推移すると予想されており、世界の感染拡大狀況も次第に沈靜化し、中國國內ではすでに常態(tài)化している」と続けた。さらに、「いわゆる『ターニングポイント』というのは、國內で新規(guī)感染者が何日も続けて確認されず、高?中リスク地域でも新規(guī)感染者が発生せず、予防抑制措置が常態(tài)化し、企業(yè)の営業(yè)再開や學校の授業(yè)再開が秩序立てて実現(xiàn)し、正常な日常生活が次第に回復した時を示している」とした。
一方で、「感染拡大は抑制できているが、まだまだ油斷は禁物。コロナ前の生活が懐かしい」との見方を示す人もいる。張院士はこれについて、「コロナ前の生活に戻れる日はそう遠くない。年末には感染対策がいっそう常態(tài)化し、コロナ前のレベルまで回復する可能性は非常に高い」との見通しを示した。
ターニングポイントとなる3月はすぐそこだが、予防?抑制措置の対策を緩めることは決してできない。張院士は、「ウイルスと闘っている時期に構築された好ましい制度や習慣を失ってはならない。人と集まる時は少人數(shù)に抑え、ソーシャルディスタンスを保ち、まめに手洗いや換気を行うといった好ましい習慣は、今後もずっと続けていく必要がある。さらなる予防?抑制措置は、常態(tài)化した水際対策と徹底的な水際対策を結び付けることだ。ヒトからヒト、あるいは物からヒトのルートによる外國からのウイルス流入を防ぐことが重點ポイントであり、引き続き入國時の検疫強化や海外からの帰國者を対象とする隔離措置を実施すべきだ」とした。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年2月25日