中國科學院昆明動物研究所が2日に明らかにしたところによると、科學研究者は雲(yún)南省でホタルの3つの新種、「高山扁蛍」「祿勧扁蛍」「巨胸扁蛍」を発見した。関連研究成果はこのほど、動物分類學誌「Zootaxa」に掲載された。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
発見されたホタルの新種。畫像は中國科學院昆明動物研究所が提供
ホタルは最も有名な陸生発光生物で、世界各地に広く分布している。9の亜科、約100の屬に分かれる。ランプリゲラ屬はアジアのヒマラヤ山脈周辺諸國及び?xùn)|南アジア諸國にしか分布していないホタルで、都市及びその周辺の人々によって観察されやすい場所で生息し続けているホタルでもあり、雌雄に分かれる。
研究によると、ランプリゲラ屬の個體群の間に大きな遺伝的分化がある。この発見は同屬の種類の鑑定に新たなアプローチと基準を提供した。分子基準と結(jié)びつけ、同屬の異なる個體群標本の分子系統(tǒng)の発育と形態(tài)の分析を通じ、そしてモデル標本と形態(tài)を比較したことで、研究チームは上述した3つの新種と4つの中國新記録種を発見した。さらにこれらの種の詳細な描寫と議論を踏まえ、中國のランプリゲラ屬の検索表を作成するとともに、13種のモデル標本を整理?チェックした。
この研究により、ランプリゲラ屬は全世界で20種に増加した。中國の分類も當初の4種から11種に増えた。これらの研究結(jié)果は今後の同屬の種類鑑定及びその他の生命現(xiàn)象の研究に重要な參考を提供するとともに、雲(yún)南省のホタルに豊富な多様性があることを示した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月6日