山西省考古研究院は9日、地元の考古學(xué)専門家が、山西省垣曲県で、春秋戦國(guó)時(shí)代(紀(jì)元前770‐紀(jì)元前221年)早期の高い地位にあった貴族の古墳9基が発見されたほか、銘文のある銅器約50點(diǎn)?セットが出土したことを発表した。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
今年4月から12月までに、山西省考古研究院は運(yùn)城市文物ワークステーション、垣曲文化?観光局と共同で、運(yùn)城市垣曲県英言郷北白鵝村の墓地1200平方メートルで考古発掘調(diào)査を行った。
今回発掘された古墳の被葬者の地位は高く、規(guī)模も大きく、銅、玉、石、漆、陶、骨、カラスガイ、鉛、金、漆塗りの木、皮革、麻縄、竹など各種文化財(cái)合わせて500點(diǎn)?セット以上が出土した。うち、最も重要な発見は、銘文のある銅器約50點(diǎn)?セットで、銘文は內(nèi)容が豊富で、文字もはっきりしており、合わせて14篇確認(rèn)された。
山西省考古研究院の楊及耘副研究員によると、出土した器物を分析したところ、同墓地は河南省三門市の峽■國(guó)墓地(■はに寽へんに虎)、陝西梁帯▲國(guó)墓地(▲はくさかんむりに內(nèi))で出土した銅器の作り方、器物の形狀?構(gòu)造、裝飾の仕方などの面で酷似していた。古墳の形狀や構(gòu)造などとも合わせて検証すると、この古墳9基は春秋戦國(guó)時(shí)代早期のものと推定されるという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月10日