滴滴自動運(yùn)転は8日、世界初となる5時間連続の非介入自動運(yùn)転動畫を公開した。同社の関係責(zé)任者は、「非介入とはこの5時間の撮影時間內(nèi)に、滴滴自動運(yùn)転の安全擔(dān)當(dāng)者が操縦席に座っていたが、その全プロセスで自動車の運(yùn)転に介入しなかったことを意味する」と述べた。
滴滴自動運(yùn)転車。寫真は滴滴が提供
これは滴滴自動運(yùn)転チームのソフトウェアがバージョンアップされた後に、最近撮影された路上テスト動畫だ。動畫撮影は午後に始まり、日中、夕方、夜間が含まれた。テスト車両は上海市嘉定區(qū)を走行し、人が密集する嘉亭薈ビジネスエリア、工場エリア、オフィスエリア、住宅エリアなどを通過した。
畫面から、一般道のテストシーンが豊富で、歩行者、自転車、バイク、大型車などが行き來した。5時間のテスト中、滴滴路上テスト車両は環(huán)境の感知、行動の意思決定、動作計畫と制御など各面においてパフォーマンスが安定していることが分かる。
滴滴自動運(yùn)転の孟醒COO(右下)とUdacityのセバスチアン?スラン創(chuàng)業(yè)者兼會長が、夕方のシーンについて議論した。左上は車內(nèi)カメラの映像、左下はレーザーレーダーの映像、右の中央は操縦席の様子。畫像は滴滴が提供。
今回のテストシーンには、狹い區(qū)間の追い越し、信號のない交差點での左折、大型交差點でのUターンなどの複雑なシーン、さらには環(huán)境感知技術(shù)が試される連続的な逆光運(yùn)転が含まれた。日差しが強(qiáng)いと、人間の運(yùn)転手は通常サングラスをかけるか車用サンバイザーを使う必要がある。それに対し、滴滴自動運(yùn)転は各種センサー融合プラン及び日照関連のデータ増強(qiáng)の追加により、さまざまな明度における感知効果を保証し、逆光が強(qiáng)い場合でも歩行者、自動車、その他の物體を正確に認(rèn)識し、回避するという目的を達(dá)成することができる。
動畫の中で、夜ラッシュ時が訪れるにつれ、上海市嘉定區(qū)の交差點に多くの歩行者と自転車、また日中の走行中にはあまり見られない大型バスが現(xiàn)れた。これらの動的要素の変化と組み合わせは、自動運(yùn)転の予測、意思決定、計畫により厳しい要求を突きつけている。滴滴自動運(yùn)転車は現(xiàn)在、幼稚園付近などの特定シーンで「安全モード」に切り替え、より慎重に走行するようになっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月9日