四川省農(nóng)業(yè)科學(xué)院食用キノコ研究センターの李小林博士のチームはこのほど、中國(guó)初のピンク色のアラゲキクラゲの新菌株「粉耳1號(hào)」の栽培化と育成に成功した?!阜鄱工现袊?guó)語(yǔ)でピンク色のキクラゲ(木耳)という意味だ。。
一般的な黒いキクラゲと異なり、このアラゲキクラゲはピンク色で、肉厚で香りがよく、歯ごたえがいいといった特徴を持つ。生の狀態(tài)での販売と調(diào)理に適しており、特に鍋の食材に適している。李氏は笑いながら「本當(dāng)にラッキーだった?!悍鄱?號(hào)』は昨年8月に成都市の獅子山で見つかった野生の自然突然変異體から栽培化したものだ。『粉耳1號(hào)』は今のところまだ菌株の段階で、市場(chǎng)に流通し鍋にして食べるまであと2、3年かかるだろう」と語(yǔ)った。
李氏によると、食用キノコの研究者は外に出ると周囲に目を向ける習(xí)慣があり、頻繁に野外で野生の遺伝資源を探す必要があるという。「粉耳1號(hào)」が今日誕生したのも、この習(xí)慣によるものだ。李氏とチームのメンバーである葉雷氏は昨年8月、成都市の獅子山の枯れ木に野生のピンク色のアラゲキクラゲを偶然発見した。「この色の野生のキクラゲを見たことがなかった。當(dāng)時(shí)は野生の自然突然変異の実體だろうと推測(cè)していた」。李氏と葉氏はその後、それを?qū)g験室に持ち帰り研究した。一方で、「粉耳1號(hào)」は採(cǎi)取した野生自然突然変異の実體を使い、分離、スクリーニング、再スクリーニング、モデル栽培などにより栽培化と育成を行った特色あるアラゲキクラゲの新菌株だ。
李氏によると、今回「栽培化」という言葉を用いたのは、人工栽培を?qū)g現(xiàn)したため?!阜鄱?號(hào)」の成長(zhǎng)期間はおよそ40-45日で、菌糸の成長(zhǎng)に適した溫度は16-25度、「耳」のような形狀になるのに適した溫度は15-32度だという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年4月16日