雲(yún)南省巧家県と四川省寧南県の境界に位置する金沙江本流にある白鶴灘水力発電所は、設(shè)備容量1600萬kWで、今年7月1日までに第1弾の発電機(jī)が発電を開始し、來年7月にすべての発電機(jī)が稼働する見通しだ。ダム最後の越流面のコンクリート注入が5月29日に終了した。これはダム表面余水路がすでに水を流す條件を備えたことを示している。
白鶴灘水力発電所ダムは300メートル級(jí)超高コンクリート雙曲線アーチダムだ。高さは最大289メートルで、31の區(qū)間を設(shè)ける。ダムには6本の仮排水路、7本の深部余水路、6本の表面余水路がある。表面余水路の水が流れる面の施工が順調(diào)に完了している。建設(shè)者はダム全體のコンクリート注入の完了に向けラストスパートをかけている。
白鶴灘水力発電所の設(shè)備容量は1600萬kWで、建設(shè)の6つの技術(shù)指標(biāo)が世界一となっている。(1)水力発電機(jī)の単一設(shè)備容量が100萬kWで世界一(2)地下構(gòu)造物の規(guī)模が世界一(3)円筒型放水圧力調(diào)整室の規(guī)模が世界一(4)300メートル級(jí)ダムの耐震性が世界一(5)無圧余水路の規(guī)模が世界一で(6)世界で初めてダム全體に低熱セメントコンクリートを採用。
完成後の年平均発電量は624億4300萬kWh。電力システムの同等の電力需要を満たす場合、年間で標(biāo)準(zhǔn)石炭使用を約1968萬トン節(jié)約し、CO2排出量を約5160萬トン削減する。金沙江の烏東徳、溪洛渡、向家壩のカスケード発電所、三峽、葛洲壩水力発電所と共に、世界最大のクリーンエネルギー回廊を構(gòu)築する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月1日