5月31日午前7時36分、陝西省西安市から內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)鄂爾多斯(オルドス)市に向かう16両編成の列車D780號が西安駅からゆっくりと発進(jìn)した。これにより、同2地が時速160キロの高速列車車両「復(fù)興號」で結(jié)ばれた。中國鉄路西安局集団有限公司(以下、「西安鉄路局」)が省またぎで時速160キロの「復(fù)興號」を運(yùn)行するのはこれが初めてとなる。西安新聞網(wǎng)が報じた。
同列車は同日午後2時24分にオルドス駅に到著し、2時53分に、D779號となってオルドス駅を出発。午後8時57分に西安駅に到著した。これまでの普通快速列車と比べると、往復(fù)所要時間は平均約5時間半短縮された。車両16両のうち、一等寢臺車両が7両、二等寢臺車両が6両、二等席車両が2両、レストラン車両が1両となっている。
西安市とオルドス市はいずれも人気の観光都市で、毎年6月以降になると、オルドスは観光のオンシーズンに入る。高速列車の運(yùn)行が始まり、西安とオルドスが「グリーンベルト」で結(jié)ばれ、関中都市群と呼包鄂(フフホト?包頭?オルドス)都市群の間の人的?文化的交流?経済の連攜を深化させる點(diǎn)で、重要な意義をもつ。
同列車は、延安や■林(■は木へんに諭のつくり)などの革命の聖地も経由し、陝北エリアの豊富な赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)を楽しむこともできる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月3日