世界保健機関(WHO、本部スイス?ジュネーブ)は現(xiàn)地時間の1日、北京科興中維生物技術有限公司(シノバック?リサーチ?デベロップメント)が研究開発した新型コロナウイルス不活化ワクチンをWHOの緊急使用リストに入れたと発表した。北京科興控股生物技術有限公司(シノバック?バイオテック?リミテッド)の尹衛(wèi)東會長は、「科興製のワクチンがWHOの緊急使用リストに入り、47回目の緊急使用の承認となった。これまでに中國を除く46ヶ國で緊急使用が承認されている。これは當社のワクチンがより多くの國の製造品質基準に合致することを示すと同時に、當社がより多くの國にワクチンを提供できることを示している」と述べた。
尹氏によると、「科興中維には未成年者を対象としたワクチンの臨床研究があり、今年初めにスタートし、これまでに臨床試験の第1相、第2相を終えている。數(shù)百人を対象にした臨床研究からわかったのは、子どものグループ(3-17歳)に接種したところ、安全性に問題はなく、18歳の成人のグループと同程度の安全性が確認されたと同時に、抗體の水準も成人のグループと同程度だったことだ。國はすでに當社の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認する対象者の範囲を拡大して3歳以上としたが、ワクチンをさらに低年齢のグループに対していつ使用するかは、國家衛(wèi)生健康委員會が、中國の現(xiàn)在の新型コロナウイルス感染癥をめぐるニーズと対象者に基づいて決定し、ワクチン接種を秩序よく進めるとしている」という。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月5日