芳醇なワインを作るためにはまず新鮮なブドウが必要となる。新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)吐魯番(トルファン)市のブドウは優(yōu)れた品質(zhì)を誇る。土壌が肥沃なトルファンは、中國(guó)の主なブドウの生産地の一つだ。同市でブドウを栽培して25年になるアブレット?ユヌスさん(58)は、「6ムー(1ムーは約6.667アール)のブドウ園があり、年収は12-13萬(wàn)元(1元は約17.2円)。トルファンは日差しが強(qiáng)く、気候もブドウの栽培に特に適している。うちは種無し白ブドウを栽培している。私自身、トルファンの種無し白ブドウが大好きなので、ブドウ園で長(zhǎng)いこと働いていても、つらいと思ったことはない。収穫したブドウの一部は、白ワインを作るワイナリーに売る。種無し白ブドウで醸造したワインを飲んだことがあるが、まるで私たちの生活のような芳醇な味わいがした」と話す。
アブレットさんが栽培する種無し白ブドウのほか、トルファンには、ベリー類のフルーツが500種類以上あり、そのほとんどから果実酒を作ることができる。丁海峰さんは、トルファン億茂ワイナリーの副総経理で、ワインの醸造方法について、「ブドウを工場(chǎng)に運(yùn)んだあと、除梗し、選果して、破砕し、樽に入れてアルコール発酵させて熟成させる」と説明。また、「トルファンは『ブドウの里』で、ワイン産業(yè)がよく発展している?,F(xiàn)在すでにワイナリー數(shù)十軒がこの地で成長(zhǎng)している」とした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年7月6日