ウンナンシシバナザル(撮影?彭建生)。
ウンナンシシバナザルは、世界で最も標(biāo)高の高い場(chǎng)所に生息し、體型が最大の霊長類で、1年を通して高山帯針葉樹林に生息しているため、「雪山の精霊」と呼ばれている。
ウンナンシシバナザルは、金沙江、瀾滄江、怒江の三つの川が平行に流れる地域「三江併流」にある橫斷山脈の多種多様な動(dòng)植物生物が生息するエリアで暮らしている。北は西蔵(チベット)自治區(qū)の芒康(マルカム)県から、南は雲(yún)南省大理白(ペー)族自治州雲(yún)竜県までの細(xì)長い山脈がその範(fàn)囲だ。
ウンナンシシバナザル(2019年11月5日、撮影?肖林)。
ウンナンシシバナザルは中國の固有種で、國家一級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されているほか、IUCN(國際自然保護(hù)連合)の絶滅の危機(jī)にある世界の野生生物のリスト「レッドリスト」にも名を連ねている。しかし、今年4月末に発表されたウンナンシシバナザルの動(dòng)態(tài)モニタリングプロジェクト報(bào)告によると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、ウンナンシシバナザルの個(gè)體群は23、総數(shù)は計(jì)3300匹以上にまで回復(fù)している。1980年代末から、中國のウンナンシシバナザルの個(gè)體群數(shù)や個(gè)體數(shù)は増加の一途をたどっている。1996年だけを見ると、個(gè)體群は13、総數(shù)は計(jì)1000-1500匹だった。(編集KN)
ウンナンシシバナザル(2008年2月15日、撮影?奚志農(nóng))。
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月9日