北京電力取引センターはこのほど、全國グリーン電力第1回試験取引を行った。寧夏回族自治區(qū)の新エネ発電企業(yè)が上海科思創(chuàng)などの各社と、2022年から2026年までの5年間のグリーン電力計15億3000萬kWhの取引を行った。寧夏と上海が今回行った省間取引はまた、中國全土で初のグリーン電力の取引となった。新華社が伝えた。
グリーン電力の取引とは、再生可能エネルギーであるグリーン電力を商品とした電力の中長期取引を指す。電力利用者によるグリーン電力の購入?消費(fèi)の需要を満たし、かつそれに応じたグリーン電力証書を提供する。
國網(wǎng)寧夏電力有限公司の説明によると、寧夏は近年「西電東送(西部地域で発電した電気を東部沿海地域に送電)」の直流外部送電ルートを利用し、自治區(qū)內(nèi)の新エネ産業(yè)チェーンの持続可能な発展を支えている。自治區(qū)內(nèi)のグリーン電力の取引を促していくことで、高比率新エネマルチ直流ルート下の市場メカニズムの建設(shè)を進(jìn)めている。また、全國範(fàn)囲で配置の最適化を行い、新エネ高品質(zhì)地産地消のモデル、新エネ広範(fàn)囲配置最適化のモデルの構(gòu)築に取り組んでいる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月9日