中國(guó)建材集団の1萬(wàn)トン級(jí)の炭素繊維生産ラインが8日、青海省西寧市で稼働を始めた。ここは中國(guó)最大の炭素繊維生産基地でもある。中央テレビニュースが伝えた。
このプロジェクトの総投資額は50億元(約850億円)に上り、超大容量ポリマー、乾濕式紡糸法などのコア技術(shù)でブレークスルーを達(dá)成し、中國(guó)で初めて獨(dú)自の知的財(cái)産権を備えた千トン級(jí)の産業(yè)化した乾濕式炭素繊維紡糸生産ラインを構(gòu)築した。また、ライン1本あたり年間3千トン規(guī)模の高性能炭素繊維生産ラインの設(shè)計(jì)と先端プラント技術(shù)の自主コントロールを中國(guó)で初めて実現(xiàn)した。ここで生産される先端技術(shù)の炭素繊維は耐熱溫度が摂氏2千度を超え、重量は鋼鉄の4分の1だが、強(qiáng)度は鋼鉄の10倍になる。國(guó)産大型航空機(jī)など航空?宇宙分野、交通輸送分野、新エネルギー分野など幅広い応用が可能だ。
現(xiàn)在、中國(guó)の炭素繊維の年間需要は5萬(wàn)トンに迫るが、國(guó)産品の供給量は2萬(wàn)トンに屆かず、市場(chǎng)は深刻な供給不足に陥っている。中國(guó)建材のこの1萬(wàn)トン級(jí)炭素繊維生産基地が稼働したことで、供給不足が効果的に緩和され、中國(guó)の炭素繊維オリジナル技術(shù)の「資源供給地」構(gòu)築と現(xiàn)代型産業(yè)チェーン延伸が加速されることになる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年9月10日