Hoya burmanica Rolfe(撮影?郁雲(yún)江 )。
雲(yún)南省保山市竜陵県の小黒山省級自然保護(hù)區(qū)の技術(shù)者が今月4日、野外パトロールをしている時(shí)に、小さな星のような花を発見した。鑑定の結(jié)果、キョウチクトウ科ホヤ屬の植物Hoya burmanica Rolfeであることが分かった。Hoya burmanica Rolfeは、2019年に報(bào)告された中國の新種の植物で、竜陵県內(nèi)では初めて確認(rèn)された。新華網(wǎng)が報(bào)じた。
竜陵県の小黒山省級自然保護(hù)區(qū)原生境一隅(撮影?羅國啓)。
Hoya burmanica Rolfeは中國でも非常に限られた場所にしか生育しておらず、これまでに生育が確認(rèn)されたのは雲(yún)南省銅壁関省級自然保護(hù)區(qū)と景東哀牢山國家級自然保護(hù)區(qū)だけだった。今回、竜陵県でも初めて確認(rèn)され、小黒山自然保護(hù)區(qū)のホヤ屬植物ファミリーに、新たなメンバーが加わった(ホヤ屬の植物が9種類から10種類に増加)ほか、Hoya burmanica Rolfeの中國における植物分布図に新たな場所が加わった。
中國科學(xué)院西雙版納(シーサンパンナ)植物園の研究員?譚運(yùn)洪氏は、「Hoya burmanica Rolfeが分布している地域を見ると、全てが自然保護(hù)區(qū)內(nèi)となっている。これは各種自然保護(hù)區(qū)の生物多様性保護(hù)の面で重要な役割を果たしていることをある程度反映している」との見方を示した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月9日