中國人力資源社會保障部(省)は15日、國家職業(yè)資格「特級技師」の審査?採用の試行展開に関する通知を発表した。このことは、日本の「技能士」に相當する國家職業(yè)資格を持つ技能人材において、これまで初級工、中級工、上級工、技師、上級技師の5ランクに分かれていたのが、今後その上にさらに「特級技師」が加わり、6ランクになることを意味する。新華社が伝えた。
同通知によると、「特級技師」は企業(yè)の生産?科學研究の第一線で、技術(shù)と技能が必要な仕事に攜わり、相応の條件を満たしている優(yōu)秀で高い技能を持つ人材としている?!柑丶壖紟煛工趣筏茠裼盲丹欷毪取ⅳ饯纹髽I(yè)の最も高い職階の社員と同じ待遇を受けることができる。また、実情に応じて、規(guī)定に基づき、療養(yǎng)?休暇、戸籍取得、住宅、醫(yī)療保障、子供の教育などの面において、優(yōu)遇策を享受することができる。
統(tǒng)計によると、中國の技能労働者は2億人に達しており、うち高い技能を持つ人材が5000萬人以上いる。しかし、技能人材の不足が常態(tài)化しており、求人倍率は長期にわたり1.5倍以上となっている。
人力資源社會保障部の関係責任者は、「特級技師を設(shè)置し、相応の待遇を保証することで、技能人材の社會的地位と待遇水準を向上させ、そのキャリアアップを容易にし、さらに多くの労働者が技能を頼りに成長し、優(yōu)秀な人材となり、自身のポストに立腳して事業(yè)を成功させることができるようになる」と説明する。
現(xiàn)在、山東省などですでに先行して試行されており、「特級技師」を設(shè)置している。また、中國航天科技や中國航天科工、中國石油、中國石化など、雇用自主権を持つ一部の中央企業(yè)(中央政府直屬の國有企業(yè))も積極的に模索し、技能ポストをいくつかの等級枠に組み込み、報酬や待遇などと紐付けると同時に、管理職と平行したキャリアアップのルートを構(gòu)築している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月17日