最近、黒竜江省や福建省廈門(アモイ)市などで新型コロナウイルス感染癥が発生し、注目を集めている。感染者が頻発する中、國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)連休は安心して出かけられるだろうか。
中國疾病予防管理センターが発表した「2021年中秋節(jié)(舊暦8月15日、今年は9月21日)?國慶節(jié)連休の健康アドバイス」では、感染癥の中?高リスクエリアに行くのを避けること、とりわけ必要のない省をまたいだ旅行を避けることを呼びかけている。また旅行に出かける前に、あらかじめ目的地の感染癥対策?措置を把握するとともに、個人の防護(hù)用品をしっかり準(zhǔn)備することが必要だとしている。
9月25日午後2時現(xiàn)在、全國の高リスクエリアは黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市巴彥県、福建省廈門市同安區(qū)、福建省莆田市仙遊県の3ヶ所。中リスクエリアは黒竜江省哈爾浜市南崗區(qū)、福建省廈門市思明區(qū)など34ヶ所となっている。
國家衛(wèi)生健康委員會から福建省に派遣された作業(yè)チームの専門家の呉浩氏は、「廈門旅行に行きたいという願いは、國慶節(jié)連休には実現(xiàn)できないだろう。廈門エリアでは4區(qū)で感染者が出ており、通常だと、エリア全體が低リスクエリアになったと認(rèn)定されるにはコミュニティでの新規(guī)感染者がゼロになることが條件になる。必要がなければ廈門には來ない方がいい」と述べた。
旅行から帰ったら隔離措置が必要かどうか、地域により対応は異なる。北京市の場合、低リスクエリアから來た人は、北京の健康コード「北京健康寶」ではグリーンコードになり、北京へ自由に入る(帰る)ことができ、48時間以內(nèi)のPCR検査の陰性証明書を提出する必要はない。
中?高リスクエリアから來た人はイエローコードになり、14日以內(nèi)に中?高リスクエリアに滯在し、まだ北京に入っていないという場合は別ウインドウが開きメッセージが表示される。グリーンコードになり、航空機(jī)や列車に乗車する前の48時間以內(nèi)のPCR検査陰性証明書があれば北京に入れる(帰れる)ようになる。入った(帰った)後は自分から申告して14日間の健康モニタリングを受ける必要がある。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月27日