北京市では今年年末までに、11號線西區(qū)間や17號線南區(qū)間、19號線一期、首都空港線延線(西)、8號線三期の殘り區(qū)間、14號線の殘り區(qū)間、S1線の殘り區(qū)間、昌平線清河駅、16號線玉淵潭東門駅の地下鉄9路線(區(qū)間)が一斉に開通する計畫となっている。そのうち11號線西區(qū)間は、北京冬季五輪組織委員會と首鋼スキージャンプ臺に最も近い地下鉄路線となっており、冬季五輪にダイレクトにサービスを提供する。地下鉄11號線では現(xiàn)在、乗客を乗せない試運行が急ピッチで進められており、真新しい列車が地下のレール上を走行している。開通すれば、北京の全ての試合會場に、地下鉄で行くことができるようになる。北京日報が報じた。
地下鉄11號線西區(qū)間は、北の模式口駅と南の新首鋼駅を結ぶ全長約4.2キロの路線で、4駅が設置されている。A型アルミニウム合金地下鉄車両が採用され、4両編成、運行速度は100キロだ。全自動運行システムで運行され、開通初期は、乗務員が同乗して自動運転を行う。
11號線西區(qū)間の各駅の中で、最も南に位置する新首鋼駅は、首鋼スキージャンプ臺に最も近い地下鉄駅となり、冬季五輪開催期間中、観客の往來の中心となる。
冬季五輪開催後には、11號線は引き続き東に向かって延伸工事が行われる計畫だ。そしてさらに長期的には、北京地下鉄11號線が東西線を増強するという位置づけで、北京西部エリアの市民にさらに便利なサービスを提供することになっている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月28日