上海市青浦區(qū)の獨特の江南文化の素晴らしさを、一人でも多くの外國人に知ってもらい、江南文化ブランドを構(gòu)築するべく、青浦區(qū)金沢工蕓社では13日、外國人留學(xué)生に青浦を見てもらうイベント「青浦を歩き江南を味わう」を行った。人民網(wǎng)が報じた。
外國人留學(xué)生に青浦を見てもらうイベント「青浦を歩き江南を味わう」の始動セレモニー
中國共産黨青浦區(qū)委員會宣伝部や復(fù)旦大學(xué)國際文化交流學(xué)院、復(fù)旦大學(xué)新聞學(xué)院が主催し、朱家角鎮(zhèn)と金沢鎮(zhèn)が共催した同イベントには、復(fù)旦大學(xué)新聞學(xué)院?ジャーナリズム?コミュニケーション修士課程、復(fù)旦大學(xué)國際文化交流學(xué)院に通う、韓國人や日本人、ベリーズ人、ベネズエラ人、米國人などの留學(xué)生が參加した。
始動セレモニーでは、中國共産黨青浦區(qū)委員會宣伝部の副部長を務(wù)める、區(qū)新聞弁公室の周思琴室長や復(fù)旦大學(xué)國際文化交流學(xué)院黨委員會の鄭陽副書記、人民網(wǎng)上海チャンネルの責(zé)任者である金煜純総経理らが挨拶した。
セレモニーでは、人民網(wǎng)上海チャンネルと中國共産黨青浦區(qū)委員會宣伝部が協(xié)力覚書に調(diào)印し、復(fù)旦大學(xué)新聞學(xué)院と國際文化交流學(xué)院の実踐拠點の序幕が行われた。
協(xié)力覚書に調(diào)印した人民網(wǎng)上海チャンネルと中國共産黨青浦區(qū)委員會宣伝部
イベントに出席したゲストや外國人留學(xué)生たちは、國家級無形文化遺産である青浦田山歌や伝統(tǒng)的な民間音楽?江南絲竹を観賞した。青浦田山歌は、中國の江南エリアの方言の一つである?yún)艺Zによる民歌(民謡)で、約3200年前の歴史を描いた歌詞の內(nèi)容はバラエティに富んでいる。その內(nèi)容は主に、現(xiàn)地の人々の生活を描いており、青浦や長江デルタ周辺の稲作社會や暮らし、民俗、風(fēng)情を伝える重要なキャリアとなっている。江南絲竹は、江南エリアの水郷音楽文化の代表的な傑作で、非常に美しく素樸で、耳に心地よい曲調(diào)となっている。
江南絲竹の演奏
日本人留學(xué)生?青山紅葉さんは、「中國に來てそれほど長くなく、青浦に來るのも、山歌を聞くのも初めて。歌っている內(nèi)容は分からないけど、そのメロディーはとても美しい」と、中國の伝統(tǒng)音楽に対する関心を高めていた。
青浦は、「上海の発祥地」と呼ばれ、管轄區(qū)域內(nèi)にある朱家角と練塘、金沢の3鎮(zhèn)は、「中國歴史文化の名鎮(zhèn)」だ。また、青浦は長江デルタの1時間経済圏の中心に位置し、虹橋総合交通ターミナルに隣接している。
青浦は、広く知られた江南水郷の景勝地でもあり、區(qū)內(nèi)の水域面積は約20%を占める。水に恵まれているため、青浦は魚や米の里として、青浦田山歌や朱家角船拳、搖快船といった獨特な水文化を數(shù)多く生み出している。そして、獨特な水郷環(huán)境により、上?!附衔幕工Q生し、風(fēng)水學(xué)にかなった縁起の良い場所を形作っている。
近年、長江デルタ一體化モデルエリア、虹橋國際中心業(yè)務(wù)地區(qū)(CBD)などが、青浦に続々と進出し、青浦で中國國際輸入博覧會が開催されるようになっている。このように青浦はすでに、上海を代表する牽引モデルエリア、長江デルタの中心、グローバル競爭參加の戦略的フロントとなっている。
「江南で一番美しい橋郷」と稱される金沢鎮(zhèn)で有名な金沢工蕓社は元々、古い工場エリアだった。しかし、10年の取り組みを経て、情緒豊かな古典的な庭園となっている。外國人留學(xué)生たちはこの場所で、手織りや琉璃、漆器、紫砂陶蕓、古法草木染、民間版畫などを見學(xué)し、これらに対して思わず感嘆の聲をあげていた。
金沢工蕓社を見學(xué)する外國人留學(xué)生たち
また、青西郊野公園には上海で唯一の「水上森林」がある。水の中で生長する木の根元は太くなっており、水中にしっかりと根を張り巡らせている。外國人留學(xué)生たちは、その絶景にとても惹きつけられた様子で、メタセコイアの林の前で次々と記念寫真を撮影していた。
青西郊野公園の「水上森林」
「水上森林」で記念寫真を撮影する外國人留學(xué)生たち
「青浦のファンになった」と話すベネズエラ人留學(xué)生のFERNANDO CHANG ZHENG ZHENGさんは、「青浦の文化はとても奧深い。午前は工蕓社で美しいアンティークをたくさん見ることができ、魅了された。午後はとても美しい青西郊野公園を見學(xué)した。友達に青浦に來て無形文化遺産を體験し、美しい景色を楽しむよう勧めたい」と語った。
ベネズエラ人留學(xué)生のFERNANDO CHANG ZHENG ZHENGさん
夕方になり、外國留學(xué)生たちは朱家角古鎮(zhèn)へと移動し、中國初の実際の庭園で披露される昆曲「牡丹亭」を観賞し、中國伝統(tǒng)戯曲の魅力を肌で感じた。
外國留學(xué)生たちが観賞した実際の庭園をバックに披露された昆曲「牡丹亭」
シンガポール人の留學(xué)生?符惠詩さんは、「シーンや照明、衣裝、髪飾り、メイクに至るまで、『中國の戯曲の美しさ』を感じることができた」と「牡丹亭」に魅了された感想を述べたが、「そのセリフや內(nèi)容を全て理解することはできなかった。中國文化をもっと深く理解するともっと感動できるだろう」と、心殘りとなった部分もあることを語った。
韓國人留學(xué)生のキム?ヨンジュさんも、「牡丹亭」を観賞した後、「いろんな中國の戯曲を理解し、見たくなった」と話した。
このように青浦というミステリアスな場所では、中國の江南エリアの情緒を肌で感じることができるほか、急速に発展する中國の勢いも感じることもできる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年11月17日