中國船舶集団傘下の中船クルーズ船テクノロジーが獨(dú)自に開発?設(shè)計(jì)した15萬トン級(jí)大型クルーズ船がこのほど、イタリア船級(jí)協(xié)會(huì)から設(shè)計(jì)基本承認(rèn)(AIP)証書を取得した。これは中國が初めて獨(dú)自に開発?設(shè)計(jì)した、完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ大型クルーズ船だ。海外の同分野における長期的な技術(shù)封鎖と獨(dú)占を一挙に打破し、中國の大型クルーズ船獨(dú)自設(shè)計(jì)の新時(shí)代を切り開いた。人民日報(bào)海外版が伝えた。
大衆(zhòng)向けクルーズ船と位置づけられる同型の15萬トン大型クルーズ船の全長は329.4メートル、型幅は38.4メートルで、乗客スペース比、乗客船員比、バルコニー付き客室の割合、乗客公共スペースの面積、航行速度、積載量などの技術(shù)指標(biāo)がいずれも國際同類主流船種の先進(jìn)水準(zhǔn)に達(dá)している。船首は直型で、2020年最新版のSOLAS條約(海上人命安全條約)の損傷時(shí)復(fù)原性の要求とエネルギー効率設(shè)計(jì)指標(biāo)(EEDI)の第3段階、國際海事機(jī)関(IMO)の0.5%硫化物排出、2006年海事労働條約(MLC 2006)、國際船級(jí)協(xié)會(huì)連合(IACS)停泊?曳航設(shè)計(jì)などの最新の法規(guī)?規(guī)範(fàn)の要求を満たしている。
特筆すべきなのは、クルーズ船の乗客の高齢化という新たな傾向に順応するため、同船が全體的なレイアウト及び客室計(jì)畫の面では通路と施設(shè)のバリアフリーの理念を示しているうえ、各レベルの技術(shù)基準(zhǔn)を作成?形成していることだ。
また同船は公共スペース及び客室の計(jì)畫において、船員の船室エリアと休憩施設(shè)を追加した。乗客エリアでは、ビュッフェレストランの面積拡大、コネクティングルームやファミリールームの増加といった中國のクルーズ船乗客の特色ある需要も特に考慮している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月13日