2021年の年末には大型の寒波が襲來する。23日から26日にかけて、中國中部?東部のほとんどの地域が大風と気溫低下の天気となり、一部地域では気溫が14度以上低下する地域もある。寒波が過ぎ去ると、今冬の結(jié)氷ラインが最南端まで進み、上海?杭州?長沙?南昌?貴陽各都市の気溫は氷點下まで低下すると予想されている。
全國結(jié)氷ライン進行マップ
全國結(jié)氷ライン進行マップをみると、この先5日間、寒波の南下が続くのに伴い、最低気溫が0度となるラインはさらに南に下がり、今冬の最南端に達すると見られている。
今週末には各地で最低気溫の記録が更新されるだろう。北京では、土曜日の最高気溫はわずか氷點下4度で、天津は氷點下5度、石家荘は氷點下3度と、いずれも今冬の最低気溫を更新する見込み。日曜朝になると、結(jié)氷ライン東側(cè)南端は浙江省南部と江西省北部まで、西側(cè)南端は貴州省や湖南省南部までそれぞれ進み、江南エリア一帯の最低気溫は今冬初めて氷點下となり、上海?武漢?合肥?南京?長沙各都市では、最高気溫が5度にも達しないと見られている。
今回の寒波により、中部?東部では、これまでの暖かだった狀況が一変し、「一九(冬至から最初の9日間)」の期間に、例年ならば「三九?四九(冬至から3番目と4番目の9日間)」の時期に迎えるような寒さを體験することになる。冬の到來が遅かった江南エリア一帯では、今回の寒波によって、一気に真冬に突入することになる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月24日