中國民用航空局航空安全弁公室の朱濤主任は31日に開かれた記者會見で、約10日間にわたる努力の結(jié)果、調(diào)査活動は初歩的な進(jìn)展を手にしたとの見方を示した。殘骸の捜索はほぼ完了し、2つのブラックボックスのほか、エンジンや水平安定板、右側(cè)のウィングレットの殘骸といった重要な部品も発見された。すでに見つかった殘骸4萬點(diǎn)以上は、一つずつ消毒、洗浄、識別、分類、番號付けされている。また2つのブラックボックスも解析が進(jìn)められている。新華社が報(bào)じた。
【主な捜索はほぼ終了】
事故発生後、緊急対応指揮部メンバーや現(xiàn)場の捜索隊(duì)員全てが全力で活動を展開したため、7日間で2つのブラックボックスを発見し、8日間で死亡した乗客全ての身元をDNA鑑定で確認(rèn)した。これにより指揮部の主な捜索任務(wù)はほぼ完了した。
【発見した機(jī)體の殘骸?破片は4萬9117點(diǎn)】
3月30日の時(shí)點(diǎn)で、緊急対応作業(yè)のために各方面が力を合わせて、消防車やドローン、地質(zhì)調(diào)査機(jī)器といった各種捜索設(shè)備が使用されたほか、延べ5萬人が出動し、墜落地點(diǎn)において捜索が行われた面積は累計(jì)40萬平方メートルを超えた。また、土2萬2700立方メートルが掘削され、機(jī)體の殘骸や破片4萬9117點(diǎn)が回収された。ほとんどの殘骸は倉庫で保管され、洗浄や整理が行われている。
【遺族のケアは延べ695人に】
犠牲者の遺族に対しては個(gè)別に善後処理が行われている。3月30日の時(shí)點(diǎn)で、ケアなどの対応を受けた遺族は延べ695人に達(dá)したほか、延べ7926人が心理アセスメントを、延べ2917人がカウンセリングを受けた。
【30日以內(nèi)に最初の調(diào)査報(bào)告発表へ】
朱室長は、「すでに事故の技術(shù)分析や証拠の収集調(diào)査の段階に入っており、國際民間航空條約や中國の民用航空規(guī)則の関連の要求に基づき、事故発生から30日以內(nèi)に最初の調(diào)査報(bào)告をまとめて発表するほか、全ての調(diào)査が終わり次第、最終版の調(diào)査報(bào)告をまとめて公表する。調(diào)査は、客観的で、公正、かつ科學(xué)的に徹底して行うという原則を順守し、いかなる疑問點(diǎn)も見逃さず、事故原因を究明し、事故の真相を明らかにして、再発防止に努める」との見方を示した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月1日