安東泰一さんは上海歴19年になる日本人美容師で、現(xiàn)在は同市閔行區(qū)に住んでいる。上海市では新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい外出制限が1ヶ月以上にわたって続いており、気溫も少しずつ上がり暑くなるにつれて、「早く散髪したい」というのが、多くの住民の切実なニーズになっている。そこで居民委員會(huì)に相談したうえで、安東さんは、臨時(shí)の理髪店を、同委員會(huì)オフィスビルの會(huì)議室に「開(kāi)店」し、無(wú)料ヘアカットサービスを提供している。
住民のヘアカットをする安東泰一さん。
安東さんは、「封鎖管理されるようになってから、ボランティアの方々にたくさん助けてもらったので、僕も皆さんのためにできることをしたいと思い、ボランティアでヘアカットをすることを思いついた」と話(huà)す。臨時(shí)理髪店の営業(yè)時(shí)間は午前10時(shí)から午後5時(shí)までで、安東さんは1日に15人から20人ほどの髪を切っているという。新型コロナウイルス対策を萬(wàn)全にするために、部屋の窓を開(kāi)けて、換気を心掛けているほか、1人のヘアカットが終わるたびに、散髪道具や椅子などを消毒している。
住民に「爽快さ」を提供している安東さんは、多くの人から稱(chēng)賛の言葉のほか、ジュースやケーキ、ビスケットといった心溫まるプレゼントも受け取っている。そして、住民がそっと置いていった感謝の気持ちの詰まったおやつなどがテーブルに並んでいる?!该廊輲煠颏浃盲皮い皮瑜盲郡胜雀膜幛扑激Δ长趣扦俊工劝矕|さん。
ヘアカットしてもらった住民が置いていった感謝の気持ちが込められた「プレゼント」。
安東さんは、「ボランティアでヘアカットができるのは、たくさんの方々の支援で成り立っていること。居民委員會(huì)は會(huì)議室を提供してくれただけでなく、住民の方々への連絡(luò)を取ったり、消毒や清掃の仕事を買(mǎi)って出てくれたりした人もいる。本當(dāng)に感謝の気持ちでいっぱいだ」とした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月13日