最近、中國の複數(shù)の地域で新型コロナウイルス感染癥が散発的に発生している。目下の感染狀況が中國経済に與える影響をどのように評価したらいいだろうか。
國家統(tǒng)計(jì)局の黨組織メンバーで副局長の盛來運(yùn)氏はこれについて、「今回の感染癥は確かに中國経済に非常に大きな打撃をもたらした。3月には全國の社會消費(fèi)財小売総額とサービス業(yè)生産指數(shù)がプラスからマイナスに転じ、生産と物流が滯り、社會全體で貨物輸送量が前年同期比2.2%減少し、宅配便業(yè)務(wù)量も同3.1%減少した。上海市の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)(年売上高2000萬元以上の企業(yè))の付加価値額は同10.9%減少し、吉林省は同36.7%減少し、一定規(guī)模以上の企業(yè)の消費(fèi)財小売総額は上海が同18.2%減少し、吉林は同69.9%減少した。
感染癥は一部の地域の生産?生活に大きな影響を與えたが、全體として見れば、段階的、短期的、外面的な影響にとどまる。感染癥対策と経済社會の発展を効率よく統(tǒng)一的に計(jì)畫配置する政策の効果が徐々に現(xiàn)れるのに伴って、感染癥の打撃はこれから徐々に弱まることが期待される。これまで感染癥によって押さえ込まれていた経済活動も徐々に再開されて、経済は回復(fù)への転換點(diǎn)にさしかかると期待される。5月の狀況を見ると、吉林や上海などで感染癥が効果的に抑制され、企業(yè)活動の再開が秩序よく進(jìn)められ、電力使用量など一部の先行指標(biāo)には積極的な変化が見られた。
中國の経済運(yùn)営を見る場合には、全面的に、弁証的に見なければならず、短期的な変動の「形」以上に、長期発展の「勢い」を見なければならない。短期的に見れば、一部の指標(biāo)はかなり鈍化しており、これは主に感染癥の打撃の結(jié)果だ。大局的に見れば、経済が安定して発展し、長期的に好転するファンダメンタルズには変わりがなく、特に構(gòu)造調(diào)整のモデル転換?高度化と質(zhì)の高い発展という大きなトレンドには変わりがない。3月には一定規(guī)模以上のハイテク製造業(yè)の付加価値額が同13.8%増加し、情報伝達(dá)?ソフトウェア?情報技術(shù)(IT)サービス業(yè)の生産指數(shù)は12.8%上昇し、経済の新たな原動力が引き続き急速に育っている。ここから経済成長率は鈍化したものの、質(zhì)の高い発展という方向性は変わらないことがわかり、「形には変動があるが、勢いは引き続き好転している」と言うことができる。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月13日