2021年5月、チョウの群れが舞う紅河ハニ族イ族自治州金平県の蝴蝶谷を歩く女性（撮影?高飛）。

雲(yún)南省紅河哈尼（ハニ）族彝（イ）族自治州金平県にある中國(guó)?紅河蝴蝶谷には、手付かずの山地多雨林が広がり、常緑広葉樹(shù)木が茂っているため、チョウ類の生存に適した基礎(chǔ)生態(tài)環(huán)境があり、非常に多くの種類のチョウが生息している。統(tǒng)計(jì)によると、400種類以上のチョウが中國(guó)?紅河蝴蝶谷に生息している。新華網(wǎng)が報(bào)じた。

2020年6月、紅河ハニ族イ族自治州金平県で撮影されたチョウ（撮影?趙益）。

2022年5月、紅河ハニ族イ族自治州金平県で撮影されたチョウ（撮影?楊鎮(zhèn)文）。

蝴蝶谷では、チョウが卵から孵化して幼蟲(chóng)になり、その後、蛹になって成蟲(chóng)へと成長(zhǎng)する、「華麗なる変身」を見(jiàn)ることができる。

2020年、紅河ハニ族イ族自治州金平県の蝴蝶谷でハート形に産み付けられたルイザワモンチョウの卵（撮影?楊鎮(zhèn)文）。

2020年6月、紅河ハニ族イ族自治州金平県で撮影されたチョウ（撮影?趙益）。

毎年5月下旬になると、1億羽以上のルイザワモンチョウが蝴蝶谷で集中的に羽化するという非常に珍しい現(xiàn)象を観察することができる。

今年の集中的な羽化にも注目が集まっており、金平県文化?観光局蝴蝶谷博物館の楊鎮(zhèn)文館長(zhǎng)は、「今年は気溫が例年よりも低く、強(qiáng)風(fēng)や雨が多いため、6月上旬から中旬にかけて、一気に羽化する見(jiàn)込み。ただ、具體的な時(shí)期は、天気次第。今年は1億羽以上が一気に羽化すると予想されている」と説明する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年5月25日