ハウス內(nèi)での一定期間の育苗を経て、袁隆平チームがもたらした「巨大稲」はこのほど、天津市寧河區(qū)で正式に田植えが行われた。北京?天津?河北地域での巨大稲の大面積試験栽培は初めてでもある。中央テレビニュースが伝えた。
新品種の巨大稲の苗は一般的な稲よりも莖が太く丈夫だ。稲の栽培に十?dāng)?shù)年従事している農(nóng)家にとっても、これほど莖が太く丈夫な稲は初めてだ。
巨大稲の田植えでは、一般的な稲よりも條間と株間が広いことが求められる。これは一般的な農(nóng)機(jī)を直接使用できないことを意味するが、人の手だけで田植えするのでは効率を上げられない。この難題を解決するため、現(xiàn)地の農(nóng)家は農(nóng)業(yè)技術(shù)者の指導(dǎo)を受け、田植機(jī)の調(diào)整を繰り返し、テストを続けることで、巨大稲の栽培に使用できるようにした。數(shù)量と効果が両方とも基準(zhǔn)を達(dá)成するように、現(xiàn)場では従來的な田植えと機(jī)械による田植えを同時進(jìn)行させた。こうして、稲田では人間と機(jī)械がともに働くシーンが見られた。
袁隆平チームは今年4月、天津市寧河區(qū)を巨大稲の栽培地として選び、計(jì)50キログラムの種を使い育苗した。専門家によると、巨大稲は低コスト、高生産量、耐倒伏、超耐塩?アルカリ性などの特徴を持つだけでなく、稲幹は將來的に飼料などに利用できる。これにとどまらず、十分に高さのある巨大稲は、湛水をさらに深くできる。水田で魚、エビを養(yǎng)殖できるほか、カエル、アヒルも飼育でき、立體型養(yǎng)殖がより豊富になる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月25日