寧夏回族自治區(qū)石嘴山市で見つかった、馬と鹿の図案を中心とする30數(shù)枚の巖畫。(寫真は取材先が提供)
寧夏回族自治區(qū)石嘴山市博物館の研究者はこのほど、石嘴山市內(nèi)の賀蘭山で馬と鹿の図案を中心とする30數(shù)枚の巖畫を発見した。これは干溝動物群巖畫に続く新たな巖畫発見となる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
博物館の文化博覧科學(xué)研究者の初歩的な調(diào)査によると、この新たに発見された巖畫のあるエリアの標(biāo)高は平均1200メートルで、山々が連なり、地形が険しい。新たに見つかった巖畫が描かれている巖の平面は不規(guī)則な凹凸?fàn)瞍?、分布?fàn)囲は長さにして約80メートルで、「巖畫長廊」と呼んでいいだろう。新たに見つかった30數(shù)枚の巖畫のうち、見分けやすいものは馬と鹿の図案が中心で、馬の群れや鹿などが多い。最大の群馬図は橫240センチメートル、縦70センチメートルで、小さいものは橫11センチメートル、縦7.11センチメートル。集中的に分布しており、密度が高い。馬は肥えており、本物そっくりだ。これらのことから、太古の賀蘭山脈は緑が生い茂り、動物が集まり、自然環(huán)境に恵まれていたと推斷でき、この巖畫は歴史を如実に描いた記録と言えるだろう。
今回の巖畫の発見は、古代寧夏が中原農(nóng)耕民族と北方遊牧民族の文化が出會い、交流し、融合した地域であったことをさらに裏付けた。また古代人の原始的な生活を研究するうえで有力な証拠となり、重要な文化?學(xué)術(shù)研究価値を持つ。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月30日