価格高騰の流れの中にあった半導體市場だが、今度は価格下落の狀況が出現(xiàn)し、一部の製品は暴落して、下落幅が90%に達したものもある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
半導體の供給不足は緩和されたものの、新エネルギー自動車の普及率の急速な上昇に伴って、一部の自動車用半導體で供給不足の現(xiàn)象が起こった。電気自動車(EV)メーカーの威馬汽車の創(chuàng)業(yè)者?會長兼最高経営責任者(CEO)の沈暉氏によると、目下の半導體価格の変動は暴落ではなく、回帰だという。
従來の自動車に比べ、新エネ車は半導體で直面するコスト圧力がより大きい。
一部の業(yè)界関係者と自動車メーカーによると、半導體の価格下落によって新エネ車が大規(guī)模に値下がりすることはないという。
中國自動車半導體産業(yè)イノベーション連盟の原誠寅事務局長は、「これまでの価格高騰は全てが半導體がらみではない。というのも大口商品が軒並み値上がりしたからだ。ニッケル、鉄鋼、アルミ、さらには正極と負極も含めて軒並み値上がりしているので、全ての原因を半導體に帰すわけにはいかない」との見方を示した。
沈氏は、「半導體価格の下落により車のランニングコストが一層低下するだろう。このほどオーナーから、LEDライトのメンテナンスには數(shù)千元(1元は約19.9円)かかるので、衝突したら大変で、修理もできないとの聲が上がっていた。このたびLED発光半導體と駆動半導體が30%から40%値下がりした。こうしたパーツの価格は、純正品も非純正品も大幅に値下がりするだろう」と予想した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年8月18日