中秋節(jié)(舊暦8月15日、今年は9月10日)を控え、甘粛省蘭州市皋蘭県什川鎮(zhèn)で「80後(1980年代生まれ)」の夫婦が経営する100%手作りの蒸しパン店が大人気となっている。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
妻の呂玲さんは7日、「當(dāng)?shù)辘蝸唤y(tǒng)的な『千層月餅』は、2ヶ月前から予約を受け付けていて、毎日100個以上作っている」と話した。呂さんの店で販売されている伝統(tǒng)的な月餅は、蘭州に古くから伝わる月餅の作り方を守っている。発酵させた生地に餡をたっぷりと広げ、當(dāng)日作ったバラのジャムやターメリックパウダー、すりゴマなどで風(fēng)味を添える。蒸しあがると、たっぷりと入れた餡で皮が破れて表に出てきてしまうのが特徴。そして、カットすると幾重にも層が出來上がっているため、「千層餅」とも呼ばれている。同店では、この伝統(tǒng)的月餅をライブコマースを通じて全國に向けて販売している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月8日