興凱湖畔牧草地で草を食む興凱湖ハナジカ。 |
中國とロシアの國境にある興凱湖(ハンカ湖)の湖畔には、無盡蔵ともいえる自然の美しさだけでなく、非常に珍しい「精霊」の群れが生息している。黒竜江省固有の種である「興凱湖ハナジカ」だ。黒竜江日報が伝えた。
東北林業(yè)大學の専門家である李和平教授は、「1970 年代から 2003 年までの27 年あまりに及ぶ飼育繁殖、風土馴化、科學的品種選択を続け、4世代にわたる繁殖を経て、ついに新種である『興凱湖ハナジカ』が誕生した。2004年、國家畜禽遺伝資源委員會の承認を受け、『興凱湖ハナジカ』と正式に命名された?!号d凱湖ハナジカ』は、黒竜省內(nèi)でハナジカが未確認であるという空白を埋めるものであり、同時に、世界で6番目のハナジカの一種となった」と紹介?!浮号d凱湖ハナジカ』は、非常に顕著な特徴を備えている。頭部が長く、額が広く、ひづめが硬く、口角が上がっており、體格はしっかりしており、精霊のように可愛らしい」と李教授は続けた。
毎年観光シーズンになると、大勢の観光客が現(xiàn)地を訪れ、シカと觸れ合い、寫真を撮影するという。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月22日