「計(jì)畫を立てず、周囲に乗せられない」という「脫力系旅行」が、若い観光客の連休中の第一の選択肢になっている。全國の交通網(wǎng)が発達(dá)するにつれて、一部の観光資源や環(huán)境が優(yōu)れているが知名度の低い旅行先が消費(fèi)者から注目を集め、「ニッチな旅行」がブームになっている。このようなコストパフォーマンスの高い旅行は特に若者から好まれている。
旅行サイト「Qunar.Com」が9月22日に発表したデータによると、同プラットフォームの9月22日現(xiàn)在の全國「ニッチな都市」のホテル予約宿泊數(shù)が前年同期比3割増、2020年同期比7割増、コロナ発生前の19年比2割増になっている。うち高級(jí)ホテルの予約宿泊數(shù)が21年同期比4割増、20年比5割増、19年比3割増と大幅に増加している。
全國的に見ると、今年のニッチな旅行先は海南省、新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)、陝西省、青海省、西蔵(チベット)自治區(qū)、湖北省、湖南省、貴州省、甘粛省、遼寧省などの地域に集中している。人気旅行先を除けば、七仙嶺、太白山、阿西里西大草原、指南村、丙中洛景勝地などのニッチな観光地も徐々に注目を集めている。
「Qunar.Com」の黃小傑CMO(最高マーケティング責(zé)任者)は、「長距離旅行には現(xiàn)在も多くの不確実要素がある。ニッチな旅行はすでに若者層の旅行のブームになっている。國慶節(jié)連休中にニッチな観光地が新たな観光客のピークを迎える可能性がある」と述べた。
黃氏は、「現(xiàn)在の観光市場(chǎng)の消費(fèi)の中心になっているのはZ世代の若者だ。彼らは単に行ってみるだけの旅行をするわけではない。ニッチな旅行先や都市は、高速鉄道、航空機(jī)、5つ星ホテルなどのインフラが比較的整備されており、価格も安い。これは低コスト?高価値を志向する若者の旅行の傾向に合致している」と説明している。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月30日