中國有人宇宙事業(yè)弁公室の情報(bào)によると、有人宇宙船「神舟14號(hào)」の乗組員の陳冬飛行士と劉洋飛行士、蔡旭哲飛行士は緊密に連攜し、北京時(shí)間17日午後4時(shí)50分に約5時(shí)間半にわたる船外活動(dòng)のすべての予定任務(wù)を無事に完了した。陳飛行士と蔡飛行士はすでに安全に宇宙ステーション「問天」実験モジュールに戻っており、船外活動(dòng)を無事成功させた。科技日報(bào)が伝えた。

宇宙飛行士は船外活動(dòng)中、まず「天和」コアモジュールと「問天」実験モジュールの間の連結(jié)裝置、「天和」と「夢天」実験モジュールの間の連結(jié)裝置の設(shè)置を完了し、3モジュール間の船外を移動(dòng)のための「天橋（歩道橋）」を架けた。蔡飛行士はこの「天橋」を使って、初のモジュール間船外移動(dòng)を?qū)g現(xiàn)した。さらに「問天」フルパノラマカメラAの持ち上げ、小型ロボットアーム助力取っ手の設(shè)置などの任務(wù)を完了した。その全過程は無事順調(diào)に完了した。これは宇宙ステーション「T字」基本構(gòu)造の組立完了後における初の船外活動(dòng)となり、宇宙飛行士とロボットアームの共同作業(yè)能力を初めて検証し、「問天」のエアロック及び船外活動(dòng)サポート設(shè)備の機(jī)能?性能の更なる検証が行われた。

宇宙ステーションの「天橋」構(gòu)築は、今回の船外活動(dòng)の最大の見所だった。中國航天科技集団第五研究院総合設(shè)計(jì)部宇宙ステーションシステム総合副チーフデザイナーの李學(xué)東氏によると、宇宙ステーションの「T字」基本構(gòu)造の軌道上での組立後、宇宙飛行士の船外活動(dòng)範(fàn)囲は単一モジュールから3モジュールに拡大した。宇宙飛行士のモジュール間の移動(dòng)を便利にするため、今回の任務(wù)では「問天」と「天和」、「夢天」と「天和」の間にモジュール間連結(jié)裝置を設(shè)置した。この裝置はその用途から「天橋」と呼ばれている。

「天橋」の一端は実験モジュール連結(jié)裝置の基礎(chǔ)とつながり、別の一端は「天和」の丸形取っ手とつながっている。設(shè)置完了後、宇宙飛行士は実験モジュールから「天和」に移動(dòng)する際に、ロボットアームで臨時(shí)の橋を架ける必要がなくなる。また宇宙飛行士は「問天」のフルパノラマカメラのロックを解除し、カメラを上に約210ミリメートル持ち上げた。これにより3モジュール全體の船外環(huán)境を俯瞰できるようにし、視野をより広げた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月18日